北京にいた時から憧れ続けていたイベント。それはSalon du chocola

もちろんすでに今年の開催は終わっているが、自分の備忘録として。

もともとチョコレートが大好きで、チロルチョコから高級チョコまで分け隔てなく愛を注ぐ女、ゆみこ。旅先でもチョコレート屋を見つけると二粒だけ買ったり、武夷山の辺鄙な街角でチョコ食べたさに夜暗い中同じくチョコ好きの友達とスーパーを探し求めたり、チョコレートに対する情熱は限りない。

北京、それはチョコレート不毛地帯。あの乾燥した空気はチョコレートには不向きで、ヨーロッパ系板チョコはそれなりに充実していたけれど、劣化していることもよくあった。

で、話しは戻ってSalon du chocolaとはフランス発祥のチョコレートの祭典。
有名なショコラティエ(チョコレート職人)のチョコレートが一同に介し、選択肢無限大。しかもショコラティエのトークショーやデモンストレーションまであるというチョコレート好きには夢のイベント。去年はチャンスを逃してしまったが、今年は絶対に行こうと数ヶ月前から心に決めていた。1月の末の開催直後に1回目の訪問。


カードも可愛い。

テンションあがりまくりで会場に到着するも、ちょっと拍子抜け。
映像でパリのSalon du chocolaの様子を見ていたので、もっとイベントというか祭典!!!みたいな雰囲気を想像していたのだけど、どちらかというとデパートの物産展っぽいイメージ。
まあ、そもそも会場がデパートなので仕方がないんだけど。うーん。
でも普段は福岡では買えないチョコレートショップ目白押しで下がりかけたテンションを再度あげつつ、それぞれのブースを見て回る。

それにしても平日の昼間に行ったせいか、随分空いている。ビバ福岡。
クルクルと会場を回り、決めました!今回は日本人ショコラティエのチョコを買う!
もうね、自分の中でテーマをもうけないととても何を買うか絞りきれない。

私が行った時はなんとちょうどアサミヨシノリさんが来場中。アサミさんは日本人で初めてフランスの国家最優秀職人Meilleur Ouvrier de France、MOFのグラシエ部門でファイナルに残った人。いきなりの大物との遭遇!さすがSalon du chocola!!
せっかくなのでアサミさんと少しお話させてもらい、ブール ド ショコラという可愛いドーム型のお菓子を購入。チョコレートを練り込んだフィナンシェをカカオ分の濃いノワールで包んであるというステキなお菓子。これ、絶対美味しいやつ!
実は試食させて頂いたボンボンショコラも柑橘系の香りがよく、味わいが複雑でとってもとってもとーっても美味しかったのだけど、今回、ゆみこのバレンタイン期間中のチョコレートに使う金額の目安六千円。初日からあまり飛ばしてもいられないので、まずは1100円という可愛い値段のこちらから。アサミさんが箱やカードにサインをしてくださった。1時間後にトークショーがあるとの事だったのだけれど、時間的に参加できず本当に残念だった。

次に向かったのがFeve(フェーヴ)、辻口博啓さんの豆スイーツのお店。フェーヴとはフランス語でソラマメのこと。ソラマメモチーフのロゴも可愛い。
バレンタイン期間中はイラストレーターの天野喜孝さんが描いたキャンディーガールとのコラボパッケージ。こちらは板チョコなのでお値段可愛く800円。

見始めたらキリがないのでとりあえず今回は1回目の下見を兼ねてという事で、お買い物はこれにて終了。

休みの日に戦利品を並べてティーターム。最早バレンタインチョコではなく、バレンタイン期間だから美味しいチョコ買えたよ!良かったね、夫!!みたいな空気になっている我が家。









フェーヴのチョコはショコラオレ × ヘーゼルナッツ
砂糖を使っていないミルクチョコにヘーゼルナッツと大豆パフが入った食感の楽しいチョコ。
何が良いって、ところどころに乗っかっているココナッツハート
ザクザクとショリショリのハーモニー音譜


断面図。中のフィナンシェと外のチョコのバランス最高。


頂き物の高級ダージリンを合わせて、最高のおやつタイム

ごちそうさまでした。
親友めいは~が福岡に遊びに来てくれた時のお土産。
館山中村屋のロシアケーキ


箱も可愛い


一番下はダックワーズ。これも美味しかった!

ロシアケーキは昭和の初期に新宿の中村屋が、帝政ロシア時代の皇室付き製菓技師を招いて技術を学んだものだそう。
新宿店では販売しておらず、館山の中村屋が伝承して現代風にアレンジした物を販売しているのだとか。

2重構造になっていて、まずはベースとなるビスケットがあり、アーモンド・ピーナツ・砂糖等をつかったマコロンをその上に絞りつけ焼いてあるお菓子。
その上にジャムやドライフルーツやナッツ、チョコがのっかっているのが嬉しい。







見た目もかなり可愛い。
一個一個がしっかりと大きく、2重構造なのでかなり食べ応えがある。
素朴な味わいで、食べれば食べるほどどんどん好きになっていく不思議なお菓子。

幸せを感じながら噛み締めつつ、どうもロシアケーキとははじめての遭遇ではない気持ちが湧き上がってきた。
うーん、どこだ、どこで出会ったんだろう。ロシアには行った事ないし…

思い出しました!それは北戴河!!
北戴河とは中国の高級官僚の避暑地なのだけれど、なぜかロシア人にも大人気。
北京に住んでいた時に夫と海を見に行こうと思い立って訪れたら、周りにはロシア人がいっぱい。
街を散策している時に、ロシアの雑貨やお菓子を扱うお店で見つけて買ったのが(←こういう小さい店で買い食いをするのが大好き)、この館山中村屋のロシアケーキをもっと雑な感じにした味の物だった。

正直、ロシアケーキを食べるまで北戴河に行った事はすっかり忘れていた。
食べ物の記憶ってすごいなぁ。

ごちそうさまでした。
もう何年も食べておらず、ずーっと食べたいと思っていた故郷の味。豆餅。
生餅でカビも生えやすいので北京に送ってもらうことが出来ず、帰国してやっと再会できた。




私が子供の頃は我が家でも毎年餅つきをして、自宅でも作っていたのだけれど、その習慣もなくなってしまい、今回は親戚のお宅で作った物をおすそ分けしてもらったそう。



こんがり焼いて食べる。
ちょっと塩気があり、餅と豆の二つの歯ごたえがなんともいい感じに混ざり合う。
大好物。



もう一つの故郷の味、いももち。
餅といっても、これにはもち米は使われておらず、材料はさつまいも、小麦、砂糖のみ。
土産物屋で販売されている物は最初からかなり柔らかめで、そのままでも食べようと思ったら食べられるけれど、やっぱりトースターや焼き網であぶってから食べるとより美味しい。

でも、実は私にとってのいももちは最初の段階ですでにかなりガチガチに乾燥しているもの。
佐渡と言っても、いももちはどこでも作られている物ではなく、私の実家がある住宅が集まったいわゆる「町部(まちぶ)」では自分の家で作る習慣はない。私の祖父の生まれた地域では、さつまいもの栽培が盛んで、いももちを沢山作って、納屋の上の風通しの良い場所に吊るして保存食とする習慣があり、冷たい海風ですっかり水分を失い、そのままではとても歯が立たない状態の物が私の記憶の中のいももち。
写真のように藁に吊るされた状態の物をもらって、家の中でも吊るしておき、おやつとして藁から抜いて焼いて食べるのが好きだった。

ガチガチに乾燥している物の方が、焼いたときに味が凝縮して美味しいような気がするのだけど、記憶が美化されてるのだろうか。

今回送られてきたいももちは昔風に吊るされているけれど、土産物屋で母が買ってくれたのでやっぱり柔らかいバージョン。
しかも、福岡の室内で吊るしても絶対にガチガチにならずにかびてしまいそうなので、残念ながら藁から抜いて冷凍保存かなぁ。

ごちそうさまでした。
あけましておめでとうございます!
5月の台湾旅行食い倒れ日記、まさか年を越えるとは!今回で完結です。

めいは~が帰国してしまい、最終日の私達を導いてくれたのは「最好的台湾」という青木由香さんのガイドブック。
ここで紹介されていた員林商店の黒米のおにぎりを絶対に食べたいと思っていた!!!


コレ

大根の漬物とか、油条(中華揚げパン)、ゴマなどが入った栄養たっぷり、美容にもなんだか良さそうな朝ごはん。
肉松入りの物と素(肉が入ってない)バージョンがある。ちなみに肉松というのは甘辛い肉でんぶ。台湾の人がこよなく愛する食べ物で、とにかくパンとか月餅とかいろんな物に入っているため台湾在住の日本人には「またローソンが…」とちょっぴり不人気。かく言う私もそんなに好きではないので素バージョンをオーダー。


お豆、雑穀たっぷりの豆花



ピーナツ入り豆乳に油条を浮かべて



こういう朝ごはんが大好き!!!!

このお店のおばさんは店を開いてウン十年「半日だけ休んだことはあるけど、まる一日休んだことはないの!」と自慢げに語ってくれた。素敵音譜いつまでもお元気で、またこの素晴らしい朝ごはんを私に食べさせてください。

朝ごはんを食べたら、マッサージへ。
昨日がなんだか不完全燃焼というか、燃え尽きて灰になったというか、よくわからない展開だったので今回はちょっと大きそうなお店に。
朝まだ早いせいか、到着時にお店にいたマッサージ師さんは一人。
ま、また…?
と思ったら、足湯をしている間に程なくもう一人が到着。良かった、今回は無事二人並んでマッサージしてもらえた♪

マッサージ屋さんを出て、私達が向かったのは百果園
そう、再訪である。

だってだって、どうしてももう一回食べたかったの、ライチとマンゴーカキ氷!!!

らぶラブラブ

デザートを食べた後、ちょっぴり歩いて腹ごなし。お昼へGo!!
そう二人になっても戦闘力は全く落ちないカロリーメイツ!
ランチはなんとなく飲茶が食べたいという事で、吉品海鮮餐庭へ。
今回訪れた中で一番豪華な店内。デザートを食べたばかりなので、軽めに数点オーダー。





大根餅パイ生地バージョン


野菜も食べます


翡翠色のニラ餃子


海老餃子


お勧めというカスタード饅頭


割ると黄色い餡がとろ~ん

台湾で飲茶ってどうだろう?と思いながら入ったお店だったのだけど、どれも丁寧に作られていて大満足。

…で、大満足なんだけど、まさかと思われるかもしれませんが、ランチその2
度小月も再訪。だってだってカラスミがもう一度食べたかったんですもの。


カラスミagain


担仔麺again


竹の子サラダ。正直これはあんまりお勧めではない。


これを見つけて大興奮でオーダー。カラスミ炒飯!!!!
これはとってもとってもお勧め。是非食べて欲しい。

これが、本当に台北最後の一品。
おしゃれ番長はこれにて日本へ帰国。
私は昨日のお茶屋さんを再訪し、お茶を買い足して別件の為に空港へ。

16年ぶりの台北旅行、本当に本当に美味しかった!!!

ごちそうさまでした。
甘いお菓子系のお土産を買い終わり、次はお茶。
台湾と言えばお茶。美味しい台湾茶が是非買いたい!買わねば!

事前にめいは~が探しておいてくれたお茶屋さん意翔村茶業有限公司へ。






ここのオーナー陳さんはお茶作りの名人で、台湾の評茶会の審査員などもされている台湾茶の世界では非常に有名な方だそう。
まずは、茶碗に6種類の茶葉を入れお湯を直に注ぎ、蓮華で香りを確かめ、それでお茶をすくって茶杯に移し味を見ていく。

正直、この飲ませ方にちょっとひくゆみこ。
香り飛んじゃうし、一度に冷めていくし、なんか慌ただしいし。
も、もう少しじっくりのんびり楽しませて下さい。

ただ、この飲み方でもここのお茶が美味しくて味の割に値段が安いということはわかる。
ある意味すごい(笑)

いくつか飲ませて頂いて、凍頂烏龍茶はもっと良いランクのが飲みたいなと思い出してもらう。
すると出てきたのが、伝統的なしっかり焙煎をした手積みの凍頂烏龍茶。
嬉しい~。こういうのを待っていた。
最近は中国大陸も清香という香りを際立たせた軽めの飲み口のお茶が流行していて、それはもともと台湾の高山茶の流行が起因していると言われている。
凍頂烏龍茶は標高的には高山茶には入らず、伝統的には焙煎をしっかりして作っていたそうでそれがやはり高山茶流行りで清香ブームになったのと、それが売れるならわざわざ手間をかけて長い時間焙煎することはないということから、陳さん曰く「みんなが楽して、伝統的な作り方がどんどん失われている」との事。

その他、最初の6種類には出てこなかった文山包種(これは元々軽めに作られるお茶)と、一番最初に飲ませて頂いた東方美人を買う。東方美人は正直見た目がかなり悪いのに味は良く、陳さんも「この東方美人は見た目が悪いから値段がわりと安いけど、美味しいからお買い得」との事。特級の茶葉は自宅にも持っているので、普段気軽に飲むように購入。
北京から日本に帰って、こういう風に深くお茶の事を教えてもらう事がなかったので本当に楽しいひと時だった。

陳さんの書かれた烏龍茶の本も購入し、大満足!

さて、お茶を買ったらお昼を食べねば。

ランチはRさんのお友達お勧めという土鍋鶏スープの店驥園川菜餐廳へ。
台北市敦化南路一段324号

この時点で1時半近くで、すでにランチタイムが終わりかけていたため、ランチ用の一人土鍋はすでに終わってしまっているとのこと。6人用くらいの通常サイズなら頼めるとのことだったので、迷わずオーダー。 


ででーん。


でででーん。

スープは10時間かけて煮込んでいるそうで、とにかく濃厚!ザ・コラーゲン!!!
他に誰もいないお店で店員さんにも若干見捨てられ気味にポツーンと鶏鍋を囲む3人。中国大陸ならば自分たちのテーブル以外全て照明を落とされかねないシチュエーション。しかし、鶏鍋があまりに美味しいので始終テンション高めのカロリーメイツ。
お肉の部分も柔らかくホロホロ。


四川料理店なので、麻婆豆腐も頼んでみた。

かなり頑張ったのだけれど、やはりスープがあまってしまいとってもとっても勿体無かったので、少人数でいくならランチタイムを外さない事をお勧め。
最近日本は寒くなってきたので、この鍋屋が近所にあったら良いのに…とつい思いを馳せてしまう。

さて、ランチを食べ終えたところでめいは~が日本へ帰国。
16年間、いつか二人で台北に行こうと言い続けやっと実現した今回の旅、効率よく大好物が食べられたのもめいは~のおかげ。非常感謝!!!

私とオシャレ番長はせっかく台湾へ来たので足裏マッサージへ。
ガイドブックで実力派と紹介されていたお店。ホテルで予約の電話を入れてもらい、二人で行くと告げてあったにもかかわらず、なぜかマッサージ師は一人だけ。
あれ?
「二人で予約したんですけど。」
「もう一人のマッサージ師が向かってるんだけどバイクが壊れてしまって、まだ到着していない。」
こ、これは中国大陸なら結局到着しないパターンです。

予感的中で、携帯で誰かとやり取りしているも、一向に誰も来る気配なし。
しかも台湾語なので本当にバイクの故障なのか、それとも今必死で誰か探してるのかもわからないけど、どっちにしても誰も来ないということはなんとなくわかる。

結局足裏にプラスで無料で肩のマッサージを付けてもらうという事で話がつき、一人がやっている間は一人が待つという図式に。
ところが、この人が下ネタに走る、走る。
当初Rさんがアレコレ言われるのを「やっぱり、日曜の夕方に笑点見てる場合じゃないですよ。出会いを求めないと!」と笑っていたのに、自分も散々言われる私ガクリ
自分の言っている事には理にかなっていると中医学の本まで持ち出してくるマッサージ師。
わかった、わかったけどもういい。

Rさんと二人で爆笑しているうちに終わったので、この人の腕がどうだったかも良く覚えていないけど、久しぶりの足裏マッサージはめちゃくちゃ痛かった。

笑ったらお腹が空いたので、夕御飯へ。
夕食はほぼ日刊イトイ新聞で本家カロリーメイツが動画で紹介していたスフレが美味しいというお店四知堂を訪問。


このように非常にオシャレな内装で、お客様も台北オシャレピープル的な感じ。日本なら青山界隈に集まっている人たちみたいな。メンバーの中に外国人がちょっと混じっててハーイ!みたいなノリでみんながやってくる的な。
サービススタッフの感じもすごく良くて、洗練されている。


イチヂクやくるみの入ったサラダ。店内が暗いので、この他のお料理の写真があまりきちんと撮れてないのだけど、正直このお店、お料理の味も私たちにはオシャレすぎた。どのお料理もきちんと作られていて美味しいんだけど「うわ、ナニコレ美味しいい!!!」という驚きはこのお店にはなかった(私たちにとって)。
若干テンションが落ちるRさんと私。
そこへ出てきたデザートの焼きたてスフレ。


「うわ、ナニコレ美味しいい!!!」

きた、ここで来ましたよ~!!!!熱々の出来立てスフレ。しぼまないうちに食べないと。きゃー!!!!←テンションあがりすぎて若干おかしくなってる。

「二人で一個シェアでいいね。」<なーんて言ってたのに、足りずに追加オーダー。
「これから焼くので20分程お時間頂きますけど。」
「全然構いません!!!」

良かった、これがなかったら夕食不完全燃焼でもう一件くらい行かなきゃいけないところだった!

スフレのお蔭で上機嫌でホテルまでの道をRさんと歩いて帰った台北3日目の夜だった。

ごちそうさまでした。