趣味と実益を兼ねて…
いや、今でもどちらかというと仕事以前に趣味で、
海外のレシピを眺めています。
子供の頃は、祖父の本棚にあった海外のレシピ本、
表紙が分厚くて事典みたいに重たい本を、
うんしょうんしょと本棚から引っ張り出してきては、
わかる単語や、少ない写真や挿絵から、こんな味かな?こんな盛り付け?とか想像してました。
クイシンボウ、三つ子の魂百まで(笑)
まだ見ぬ食べ物や料理が載った本は、宝箱みたいなものでした。
しかしですね、海外の美味しいものに興味のあるyumscrollのユーザーの方も、
多分似たような経験があると思うのですが、
海外のレシピ本って、読んでいてハテナが舞い踊る瞬間が…ないですか?
ありますよね?
多分このへんが国民性の違いなんでしょうか。
「おもてなしの国、日本」のレシピ本は親切丁寧。
写真もステップごとに見やすくて、説明も細かく丁寧。
とにかく、読者に寄り添う如くでとてもわかりやすい。
さすがのジャパンクオリティー。
それに慣れていると、最初は衝撃をうける海外のレシピ本。
最近の若手人気料理家さんのレシピは
比較的手順が丁寧に書いてありますが、
クラシックなタイプのレシピ本になってくると、
完成品の写真はバーンと載ってればいいほうで、
基本的に字がメイン、その説明も割りとシンプル省略系。
手順がサラっと書いてあるだけで、
写真も挿絵もほぼなしの、作り手の経験値と想像力任せのほったらかし(笑)。
なので、昔、まだ料理を作り始めた頃に、
「これ作りたい!」というレシピがあったんです。
手順は読んで分かったつもりで作り始めてみたものの、
「え、ここ蓋するの?」とか「どれくらい煮詰めるの?」とか
そんなこと、ほとんど書いてないんです。
初心者にはその端折られてる部分がわかんない。
所謂「○○加減」な部分とか、基本的な段取りが
「書いてないけど普通料理をしてる人ならやるよね?」的なクイズのように行間に散りばめられ、
初心者を思いっ切りワナにかけるわけです(笑)
私も、何度かワナにハマり、材料を無駄にして、
「もうちょっと料理を学んでからにしよう…」と悟り
ここ数年でようやく「読んだらわかる」ようになり、
日本のレシピと同じレベルで、ちゃっちゃと調理できるようになったような…気がします。
書いてあること(と、書いてないけど必要なこと)がちゃんと読み取れるようになった…
そう思うとちょっとは修行を積んで成長したんだな、私。
うん、ちょっと待てよ、修行したからできるようになったってことは
海外のレシピ本って、ひょっとすると親方制度が根底にあって
書いている料理人の皆さんが叩き込まれた
「弟子は親方の仕事をみて、技を盗み、自ら学ぶもんだ」というのが
無意識に反映されているからこうなっているのかもな…なんて思ってみたりもするのでした…
そんな海外のレシピをユーザーの方に親しみやすく、作りやすく、
はてなマークも「ワナ」も一緒に楽しく消しちゃって
「なるほど」と「オイシイ」をみんなでシェアできる、
yumscrollがそんな存在であれればなと思っています。