親子関係シリーズ

実母に疲れることに罪悪感を抱きながらも素直に感謝できないのは何故か。未だに反発心がありながらも生きているうちに素直にならなければ後悔するのではという葛藤について。


母は忙しいながらもいろんな経験をさせてくれた。学校も進路も自由に選ばせてくれた。


ただ、私が自分らしくいることはダメな事だったようだ。理想の子供にならないといけなかった。


高校の時、カナダのホームステイ先のお母さんが私を肯定する言葉をかけてくれた事に感動した。


「心配しないで。」「笑顔が素敵。」という言葉だったり、全体的に物事を合理的で肯定的に捉える所が「あぁ、普通でいられる。」と心が落ち着いた。


ホームシックにはならなかったし帰るのが本当に寂しかった。


短い間のお客さんとしての立場だったが、母親が拗ねることなく物事がスムーズに運ぶ感覚が衝撃的だった。


ただ、実家で同居の祖父母と父は私が私らしくしていても大丈夫だった。というか、干渉してこなかった。