仮面夫婦シリーズ


過去に夫にされた事が忘れられないまま結婚生活を続けた私の末路。そしてその途中にあった印象深い出来事などを書いたものです。


ここしばらく私は夫を避けている。会話は挨拶と連絡事項くらい。


結果、メンタルの調子が良くなってきた。


私の頭の中も整理されて感情や感覚がうっすらと戻り、子供たちも心做しか安定しているようだ。もうすぐこの家を出られることにワクワクしているように見える。


少し前に帰省してきたものあるけど、私も何か他の生き方ができるのではないかと思い始めている。



きっと夫は、定型発達の子たちが示すような子供らしい反応をしない我が子たちに愛情が持てなかったのだと思う。


姪っ子たちの可愛がりようを見れば分かる。


正直私も、よその子たちと接しては「こんな反応が返ってくるなら子育ても楽しめただろう」と思う事があった。


だからといって虐待しようとはならないが…


そこが私と夫の違いで、私が夫を許せなくなった理由かもしれない。


夫は「こんなに罪滅ぼしのいい事をしているのに許さないなんて悪だ」という思考らしいが、私は産前産後にされた思いがけない言動が引っかかったままで、それも数年するとまた同じ事をする夫を心底受け付けなくなっていた。


産前からそんな感じなので、私は夫に愛情を持ったことはほぼ無いに等しい。


ただただお金と、一応の家族らしきものの形を保つために無理して一緒にいただけのような気がする。


夫との関わりを薄くして、こうしてブログに書き出すことでやっと苦痛の正体が分かり始めた気がする。