親子関係シリーズ

実母に疲れることに罪悪感を抱きながらも素直に感謝できないのは何故か。未だに反発心がありながらも生きているうちに素直にならなければ後悔するのではという葛藤について。


なんていうか、母と関わるのが疲れる。毎回そんな自分に罪悪感を抱くまでがセット。


なんでもやってもらってるのに。辛い痛いと言いながら私たちの世話をしてくれているのに素直に感謝できないのは何故だろうか。


感謝を込めて「ありがとう、私がやるよ。」と言えないのは何故だろう。



母は70歳を過ぎたが毎日忙しく仕事や何かしらの会議に出ている。昔からその生活スタイルは変わらない。いったいいつ寝ているのかという生活。


何もしないのは時間が勿体ないそうだ。


母はずーっと動いていて小さい頃から私たちは巻き込まれてきたように思う。もちろん母の行動力のおかげでいろんな楽しい経験をさせてもらった感謝はある。


ただ、私が自分の思うようにしようとすると母は嘆いた。私の中では母は嘆きの人になっているほど。


母が嘆く度に私は

(あぁ、悪いことをしてしまった)

(母が嘆くということは私が自分のやりたい事をやるのはワガママなんだ)

という気持ちになり、それが染み込んでしまった。


母を悪く言うことにはとても罪悪感がある。こんなに今まで世話してもらったのに。自分は何も返してないくせに。と。


それでもこの息苦しさはなかなか辛いものなのだ。