待ちに待ったプリキューアの映画。

しかし日曜日の昼間なのに

数日前から浮かれすぎて様子が変な娘と二人でデーティング。
実は母さんもひっそりと楽しみにしていた。

「いい子にしてなかったらプリキュアの映画行かんよ!」
とかいうお決まりの脅し文句も、あまり意味が無かった。
言ってもあまり言うこときかないし、どうせ行くし。


映画館閑散・・・・・
キャラメルぽぷこん


プリキュアの映画ってのは、毎回共通のお約束があって、
『ミラクルライト』というものを渡され、映画でプリキュアたちがピンチになった時に、
みんなでライトを振って応援して一体感をもたせる。

今回初めての映画観での観賞なので、初めてミラクルライトをもらった珠羽。
それはもう大興奮で、まだだっつーのにピカピカ光らせて振っていた。

「私は付き添いです。親です。娘にせがまれて仕方なくええはい」

というすました顔をして座っていた母さん。
内心わくわく。
映画ってのは映画観で観ると特に心に残る。映画自体大好きなんだ。

ほんで大きな声では言えないけれど、珠羽と一緒に見ているうちに
プリキュアに勝手に親近感が沸いてしまっている。

今までDVDで観たプリキュアは、おもちゃを大切にしようとか、
お菓子の国がどーのこーのという子供向けの内容で、
それはそれでわかりやすくて対象年齢に合っていた。

しかし今回はちょとシリアスで内容が難しく、画的には珠羽は楽しめたかもしれないけれど、
内容は多分サッパリわかっていないと思う。

大きく言うと世界は素晴らしいとか、一人ぼっちじゃないとか、
そんな感じだと思うんだけど・・・・・
ちょっと他のアニメの影響をうけている気がした。
展開も無理やりでストーリーは破天荒。

何より、珠羽が一番楽しみにしていた「ミラクルライトを振る」という場面が、
わかりづらくて時間が短くて、「え・・あ・・・えへへ」とか照れてるうちに終わっちゃった。
妖精たちが慌てふためくコミカルなシーンも少なくて、
珠羽からしたらちょっと物足りないか。

母さんはちゃっかり楽しんでいたけれど・・・・


関係ないけど、プリキュアって強さというより、結局最後は根性ろ・・・