ついつい、お姉ちゃんである珠羽に冷たくあたってしまうことがある。

紗季の近くで危ないことをした時。
紗季に向かっておもいっきり咳をした時などなど・・・・

本人はわざとやっている時もあれば、なんのけなしにふざけているだけの時も。
なにせまだ4歳。まだまだ甘えたいざかりなのに色々我慢をさせられ、
規制も増えて面白くないだろう。

更にお父さんお母さんときたら、紗季には必ずデレデレの笑顔を見せるのに、
自分には怖い顔。怖い声。
気を遣って珠羽に甘い時もあるけれど、大体は怒ってしまう。

紗季はまだ赤ちゃん。物理的にケガをしないように守るのは当然だけれど、
珠羽の心もケガをしないように守らなくてはならない。


それでも珠羽は紗季に危害を加えたり、悪く言ったりすることは無い。
「大好き」と口では言うけれど、大体親の顔を見ながら言うので、
それほど好きでもないけれど、親の機嫌をとる為にあえて言っているのかと。


なんとか珠羽も大事に思っていることを伝えようと、私が必ずすることがある。

大好きなプリキュアを見ている時に紗季が泣くと、当然テレビの音は聞こえない。
すると珠羽は自分で自分の耳をふさいで我慢をする。
耳ふさいだらテレビの音まで聞こえなくなるんだけど・・・・・

そんな時は
ゆ「お姉ちゃんがプリキュア見てるから静かにしようね」
と紗季に言いながら抱っこする。
抱っこすると紗季も泣き止むし、テレビも聞こえるようになって珠羽も満足。
他にも何かあれば「お姉ちゃんが」と、珠羽に聞こえるように紗季に話す。

せっかくここまで大事に大事に育てた娘の心の花を枯らしてデザトリアンにするわけ・・・・ゴフンッ




もうすぐプリキュアの映画観に行くぞー♪
写真は私だーわはははははははははははは