地元のNHKでイベントがあった。
なんかゴチャゴチャと。
母さんの目当ては「はなかっぱショー」。
はなかっぱが何かわからない人はググってね。要するにアニメのキャラ。

ぜんまいざむらいが終わり、新しくはなかっぱが始まった時は、
日本人特有の「新しいものを中々受け入れられない」母さんは舌打ちしていた。
「なんだこの一筆書きのキャラ・・・・」と。
そんな母さんも今ではオープニングを鼻歌で歌いながら家事する程に。

珠羽は最初からハマり、今も大好き。
そんなはなかっぱ(の着ぐるみ)が来るなんて、それを見た娘をシャッターに
おさめたくない母はいない。

ゆ「はなかっぱが来るって!見に行こう!」

しゅ「・・・・・はなかっぱ来るの?どこに?」

ゆ「近所。会いたいでしょ?」

しゅ「・・・・・本物?ニセモノ?」

ゆ「・・・・・・」


:.。..。.:*・゜(n‘ ▽‘)η°・*:.。..。どこで現実を覚えた



狭い敷地内で色々なイベントを催していて、
駐車場は無いので少し離れたコインパーキングへ。
会場は親子連れでごった返していた。

ここで母さん、失敗その1。
デジカメの充電が無い・・・・・・・・・・
仕方なく携帯で撮影。



最近の
ふわふわどーも

ゆ「ふわふわだよ。入る?」

しゅ「いや・・・・どーもくんの口に入ったら食べられちゃう」

ゆ「口は上だし」

ヘタレ全開


NHKの様々なキャラ(の着ぐるみ)と一緒に写真を撮れるというコーナーがあって、
行列が出来ていた。
しかも撮ってくれるのはプロのキャメラマンで、
なにやら高そうなカメラで狙い撃ちされ、その場で瞬時に印刷してくれる。
しかもタダ。

どーも君(の着ぐるみ)とみんなが写真を撮っているのを見て、
珠羽も撮りたいと言うので並んだ。
よく見ると、みんな親も一緒に撮っている。
記念だしね、そりゃそうだろうね。
でも私には無理・・・・・
大勢の人が見ている前でカメラに向かって笑うなんて。

ゆ「珠羽、あそこには珠羽だけで行ってね。お母さんここで見てるから」

しゅ「えー!いや!一緒に行こうよー!」

ゆ「無理無理。お母さん無理。珠羽は一人で行けるでしょ?」

しゅ「どーも君・・・・食べない?」

ゆ「食べない食べない。ドーモ君優しいから。それにお母さんここで見てるから大丈夫」



なんだが別の次元の心配をする娘をなだめ、なんとか一人で行かせた。
大体のお友達が恥かしがって上手にチーズ出来ない中、
珠羽のチーズは完璧だった。
ポーズを決め、笑顔を作り、「はいいいよー」と言われるまでフリーズ。
カメラを知っている・・・・。
後ろでボソっと「すごいな・・・」という声が聞こえた。

着ぐるみって
パシャ


はなかっぱまで時間があるのでウロウロ。

中の人が外を見る為の明らかな何かが無いんだけど
3Dテレビ鑑賞。



会場は屋外・・・・
日差しも強い中早々に場所取り。
開始30分前なのに結構人がいて、最前列なんて1時間前から既に場所取りされていた。
どうなってんの?
帽子忘れたんさ。

今か今かと待ち焦がれ、さぁ出てくるか!?出てくるか!?
出てくるか!?!?!?




いや、中の人なんていないけど
出たーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



係員「音響に影響を及ぼす可能性がありますので、携帯の電源はお切りくださ~い」




_| ̄|○むむむむ娘を・・・



泣く泣く携帯をしまい、我が子が興奮のあまり立ち上がりそうになるのをおさえ、
30分のショーを耐えた。
でかい割にクオリティーの高い着ぐるみだった。
あ、着ぐるみじゃないよ。本物だよ。

はなかっぱの頭部に明らかな切り込みがあり、
クルンと回って花が入れ替わるんだなと容易に想像できた。
子供騙しに見事に騙され、珠羽は大興奮。

しゅ「みんなで一緒に歌ったら、イチゴはえた!最初はダメだったけど、みんなで歌ったから」

意外にも純粋に騙されるんだな。
若いっていいな。

結局出待ちとショー、合わせて1時間天日干し。

コゲるわ!




余談:母さん最後の失敗↓

さぁ帰りましょう。
少し離れたコインパーキングまで徒歩で10分程かけて。
あら?お財布には1万円札と5千円札と300円しかない。
これではコインパーキングのお金払えないわ。
仕方ない、近くにコンビニも無いし、
少し離れた銀行までお金をおろしに行きましょう。10分程かけて。 ←この時点で珠羽ふてくされ
さぁ着きました。千円だけおろしますよ。手数料105円かけて。
さぁ10分かけて戻りましょう。
さぁお金を払いましょう。





料金は200円です。


_| ̄|○