秋といえば運動会。
当然珠羽の保育園でもあるので、数ヶ月前から歌やらダンスやら練習している様子だった。

去年 はちょこっと参加しただけで、お遊戯みたいなものだったので、
娘が何かを覚えて披露してくれるというのが初めての今年は母さんワクワク。
もうずっと楽しみにしていた。ずぅっっっっとずぅっっっと楽しみにしていた。

ビデオの充電もバッチリ。
被写体が入り混じる運動会では、カメラは半端な一眼と半端な腕前より、
コンデジの方がしっかり撮れると判断してコンデジを準備。

一つ残らずデジタルに残すぞ。
メインの変なソーラン節の踊りも。

鼻息荒く準備万端。
じーちゃんばーちゃん、そして風邪ひいちゃってるけど紗季も。総出でいざ運動会!!
晴れた青空の下で元気に踊る娘を撮るぞー!






親や子供らにとっては
朝から大雨。



(・∀・)私知ってんだ。香川県の降水量は全国で3番目に少なくて、
日照時間は全国6位の長さらしいよ。
へぇ。


楽しい楽しい運動会
結局近くの小学校の体育館を借りて開催。
3ヶ月の赤子をいかに濡らさず体育館に辿り着くかのミッションで既にヘトヘト。

紗季さんは開始5分で逃げるように夢の中へ。


親御さんならわかるだろう、運動会で大切なのは場所取り。
いかに我が子をベストポジションで見ることが出来るか、ビデオや写真に残せるか。
体育館に入るなり「一番よく見える所どこですか」と聞いているおばあちゃんもいた。

しかし何故か来賓と真正面の場所に保護者席がある為、悲しいかな園児の向きは後ろ。
せめて保護者席は横かと・・・・。
ビデオは旦那に託して来賓側に移動してもらい、私はカメラで狙う。

しかし保育士さんたちにとっては
待ちに待った運動会で娘のケツを撮影。


練習から準備から本番から
たまにこっち向く。

入場門からポンポン持って並んで出てくる珠羽を見ただけで若干興奮。
ポンポン持って上手に踊れていた。
挨拶もちゃんと出来ていた。
みんなで声を合わせて言う台詞もきちんと言えていた。
歌も歌えていた。たまにTKOの「知ったかぶり」のコントみたいになってたけど。
私の知らない所で色んなことをしっかり覚えて実行出来ていた。
あーお母さんなんてそのうちいらなくなるのねー!



それはそれは大変なはず
ぐぅ



最初の競技はかけっこ。
6人で並んで走る。表向きは順位は競わないが、親たちは我が子が何位か凝視している。
さて珠羽の番・・・・元気玉の珠羽ははたして何位か?


よーいドンッ






義母「・・・・・おそっ!おそ!!!

ゆ「おっっっそ!!!

義父「わはははは遅いー」

ビデオ音声旦那「おっそ!!!!!

紗季「Zzzzzoso




当日、せかせかと動き回るほとんどの保育士さんの
なんと、6人中ダントツの6位。


はじける笑顔。
有り余る体力。
鈍い運動神経。



顔は笑っておらず
ぐぅ




続いてメインのダンス。
家でソーラン節ぽいものを歌って踊っていたので、それかと。
母さんはコレを一番楽しみにしていた。
一曲丸々踊るのだ。小さい小さいと思っていた娘が!

気合いが入りすぎ、旦那に任せればいいものを、何故かビデオ撮影を買って出た。
席を動かずに・・・・・(この行動の真意は自分でも未だに謎)

最初に各々得意な何かを披露する。
鉄棒、かぽかぽ、なんか棒を渡るやつ。
珠羽は鉄棒が出来ないので何気にすっ飛ばし、かぽかぽと棒渡りだけしていた。

殺気立った様子が伺えた
カンカンとかでやるアレね。

なんとか時間内に回さなくてはと。
さぁメインのソーラン節だよーーーー!!!!!!


踊れていた。
上手に踊れていた。
しっかり振りを覚えてフリフリしていた。
途中からやっぱりケツを撮影することになってしまって、ひたすら娘の踊るケツを撮影。
(移動してるうちに終ってしまうのが怖かった)

ゆ「か・・・かわいい!踊ってる!!!」

鼻の穴が2倍ぐらいになっていた。
大興奮のうちにダンス終了。
退場門からはけたので、さぁて撮影終了♪
と、ボタンを押した。
ぽちっ








●REC


・・・・・・

おかしいなぁ・・・・・
今終了の為にボタンを押したから、RECとか出るわけないのに・・・・・
おかし・・・・・・





il||li _| ̄|○ il||l




これ以上は悲しすぎて書けない。


旦那「さすがやな(*_*)」




でも相手は幼児。
ぐぅ



続いてのパン食い競争では案の定出遅れていた。
このパン食い競争、参加者ほぼ全員にパンが配られる。
まずは園児、次に小学生、次に保護者。
の順番に「さぁどうぞ出てきて口で取ってくださいね~♪」となる。

母さん、こーいうのに行くわけない。
ただでさえ人見知り芸人なのに。
しかも口で取れってどこの陽気な民族だよ。

日本人の気質か、「保護者の方もどうぞ~」なんて言われてもみんな中々出ない。
先陣を切って躍り出そうになったのが、なんと義母
私があまりにも逃げ腰なので、「え?なんで行かんの?」と不思議がっていた。
私に遠慮して最初に出なかっただけで、
性格的にあーいうのはどんどん行ってしまう頼もしいタイプ。

結局最後は保護者パン争奪戦になり、被災地で配給を取り合うかのような
熾烈な戦いが繰り広げられた。
何度も竹にパンを挟む保育士さんたち。
その度に待ち構えていた保護者たちが群がる。
もう竹にパンを挟む行為は茶番にすぎなかった。
結局義母は5個ぐらいパンをゲットしていた。




大変なのは言うまでも無い。
ぐぅ



時間が押していた為、競技が4つ程無しになった。
母さんが出るはずだった玉入れも無し。
その代わり旦那参加の保護者対抗綱引きは盛大に行われた。
トーナメント方式で、旦那のほし組は見事優勝。

後に旦那はこの武勇伝を誇らしげに語り、手作りのメダルももらって、
「これはお父さんがもらったんぞ」
と珠羽に自慢し、メダルを珠羽の手の届かないところにかけていた。

先生どうもありがとう。
ふぅ




とても楽しい運動会だった。

一点を除いては・・・・

お疲れ様でしたー
ちなみにずっと寝てた。