子持ちのママさんならわかってくれるだろう。
世の中には危険ゾーンというものがあちこちに存在する。

(1) スーパーのお菓子コーナー
(2) がちゃがちゃコーナー
(3) おもちゃ売り場
(4) ポツンと置かれているカードとかのゲーム機

おもちゃ目当てにおもちゃ屋へ行くのであればいいけれど、
そうでない夕飯の買い物の時等にそれらのゾーンの前を通ったら最後、
なんとか我が子の気が済む(もしくは説得する)まで親も動けなくなる。

珠羽の場合そう困った事例も無いけれど、
今の最大の敵はご存知プリキュア。

家族で夢タウンでおもちゃ屋に立ち寄ったらば、
新しいプリキュアのコーナーがそれはそれはデカデカと設置してあり、
ありとあらゆるグッズが並べられていた。
旦那と顔を見合わせ「これは危険だ!!」ということで、
珠羽がそのコーナーを発見する前に撤収した。

その近くのゲーセンのUFOキャッチャーで誰かがプリキュアのキャラの
妖精のぬいぐるみをゲットしたのを見て、
もういてたってもいられなくなって半泣きになっているのがさすがに可哀想で、(甘い)
仕方なく旦那がUFOに挑戦。500円程でなんとか取れた。
プリキュアで毎回最後に
コフレですぅ~

街には誘惑がいっぱいなのだ。





ある程度そのお店のレイアウトを把握していれば避けて通ればいいけれど、
昨日は油断して超デンジャラスゾーンに足を踏み入れてしまった。
とある大きなスーパーの衣料品コーナー。

ここには行ったことが無いので知らなかった。
キャラもんの子供服のすぐ横に小さなおもちゃ屋があり、
完全なプリキュアゾーンが輝いていることを。

珠羽はまずプリキュアのパンツを勝手に選び出し、


しゅ「これとぉ、これとー・・・・これも可愛い!!これにする!」

ゆ「誰が買うって言ったよ・・・・・」

しゅ「~♪」


次に珠羽の耳に入ったのが、プリキュアの機械から流れる聞きなれたメロディー・・・。
妖精が「心の種」を産むんだけど
(ハートキラ~キラ♪)

目を輝かせて走り寄り、棒立ちで動かなくなった。

ゆ「・・・・・・・あの・・・・もう行くよー買い物せんと」

しゅ「しゅうココにいるから、お母さん行って来て」

ゆ「いやいかんて。プリキュアなら帰って見ればいいじゃん」

しゅ「後で行く。先行ってて」

ゆ「・・・・・」

結局しばらく付き合わされた。

更に、その横に大量に置いてある実寸大ぽいキャラのぬいぐるみの箱を、
さも「私コレにするわ」という感じで抱えてニコニコ。

ゆ「いやいらんし・・・・・」


最後には・・・・・・・・・・














こらえきれず踊りだした。
どう考えてもウン・・・・



ゆ「帰ろう・・・・・・・・」



世の中の親もプリキュアと戦わなければならない。