最近は、毎朝珠羽の歌声で目を覚ます。
先に目覚めた珠羽が寝ころんだまま歌っているのだ。
日本語になっていないけれど、歌詞はちゃんと覚えている。
でかい声で何曲もメドレー。

何故歌うかって、歌が好きだからという理由以上に、
暇だから。

朝はスキッと起きられない私を起こすことはいつの間にか諦めてしまった様子。
自分が起き上がることすらやめて、とりあえず何曲か歌う。

少しでも私が動いたらムクッと起き上がって
しゅ「向こう(リビング)いこ!」
クールな割に寂しがり屋な珠羽は、一人で遊ぶとか一人で他の部屋に行くとかはしない。

それでも私がダメダメで起きない日は、なにやらあやしげな動きをゴソゴソとして、
上機嫌で顔を覗き込んできて、
しゅ「ねぇねぇ、ほら、お着替え♪」
と言うのでよく見ると、ズボンもオムツも脱いで下半身すっぽんぽん。

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こうなれば私が慌てて起き上がることを知っているのだ。
軽い脅しである。


嗚呼娘。



ff
(ポーニョポーニョポニョのこ~♪)