Saturday, January 16, 2016

New Yorkにミシュラン三つ星レストランは
6つありますが、中でもシェフとの距離が
最も近いレストランがここご飯
Chef's Table at Brooklyn Fare
高級食材店Brooklyn Fareの片隅にある
カウンターのみ18席のレストランです。
{2E8B2C37-D82B-4568-87BD-78FA376D724D:01}

お食事中は写真撮影もメモ取りもNGと聞き、
ドキドキしながら向かったのですが、席につき、
出された熱々のおしぼり(←NYでは珍しいらぶ②)で手を拭き終えた頃、
シェフCesar Ramirez氏が声をかけてくれ、緊張がほどけていきました。
{1485E755-256C-4E55-94A8-A42B856EE911:01}

私たちが座った席はシェフに最も近い席。
手際よく調理して、盛りつけている様子を間近で見られ、
すぐに食べられる特等席でしたきら
何より嬉しかったのはシェフが何度も話しかけてくれて、
和食の良さをとうとうと語ってくれたことballoon*
シェフのラミレス氏はメキシコ生まれシドニー育ち。
辻調理専門学校で日本食に興味を持ち、
同じく日本食を敬愛するBouleyでシェフを務めた後、
2009年にChef's Table at Brooklyn Fareを開いた
日本贔屓のシェフなのです。
よい食材を使うことの大切さも日本から学んだそうで、
築地直送のお魚や宮崎牛など日本の食材も多様されています。
近々家族を連れて日本を訪れる予定だと話されていました。
{72BE06D4-3C3D-4190-854C-5F18BE958315:01}

どのお料理も今までにないアイデイアで五感を刺激。
芸術作品のような一皿もあり、beautifulと私が褒めると、
味は?と切り替えされ、料理は味が一番大切だと教えてくれました。
写真を撮りたい瞬間がありすぎて、カメラNGでなかったら、
お食事に集中できなかっただろうと思うほど。
写真を撮らないことで、お料理を存分に味わうことができました。

写真がなくて伝わりにくいのが残念ですが、
私たちが食べたメニューを残しておきます。

イクラのタルト
 one bite で食べるよう勧められ、一口で食べてみると
 お口の中いっぱいにイクラとソースのハーモニーが広がります。

北海道産ウニのトースト 黒トリュフのせ
 新鮮なウニを贅沢に使い、トーストとの相性も抜群。

キャビア 出汁のエスプーマ、ポテトとともに

炙り金目鯛のあられのせ with bonito vinegar sauce
 ゴマのように細かなあられがプチプチ弾けて楽しい食感。 

海鮮出汁のきいたフォアグラスープ
 キングクラブやオイスターも入っています。
 
ロブスターのグリル
 アメリカで5人しか手に入れられないという
 メイン州のロブスターが美味しさの秘密。

black cod しそソース
 しその緑が鮮やかなソースでしたが、
 あまりしその味はせず。

酢漬け野菜のグリル 海苔ソース
 人参が甘い!みょうがやネギの焼き加減も絶妙。

宮崎牛ステーキ ホースラディッシュとともに
 ラミレスシェフ曰くA5ランク以外は肉ではないそう。

ひなどりのグリルと卵ブリオッシュ
 洋風卵焼きはお菓子のようなふんわり感heat+kira*

バニラアイス finger limeトッピング
 finger limeはオーストラリアのフルーツで、
 とびっこのようなプチプチした食感。

フローズン ソイキャラメル スフレ
 白い雲のようなスフレは、お口にいれると
 瞬く間に消えていく、不思議なデザート。

プチチェリーフィナンシェとチョコレート
{D2D4D5F3-EAAE-440D-99A6-68E6886592EC:01}

まるでラミレスシェフのショーを見ていたような2時間半。
Chef's Tableでしか味わえない特別な体験ができて、
思い出に残るbirthday dinnertとなりました
{A370067B-767E-4485-8ACD-775EDB50DA09:01}