アメリカ帯同生活二回目で、生活に困ることはさほどありません。子供達も
交友関係ではさほど困らずに、暮らしていますが。
今は、アメリカ学期末テストの真っ只中。アメリカ現地校の小学校と
中学校を卒業する二人は、州律のマイルストーンテストが全教科あります。
まだ渡米して一年経たないので、なかなか心配です。failのスコアになると夏休みに
補習があり、あまりにひどいと落第もあります。
学校の先生たちは、このテストのスコアが学校ランキングに影響もありますから、
一週間くらい前から、練習させたりと必死です。
前回の帯同生活は、一番上の子が5thで、failして、日本の一時帰国を中止しました。
下の子達が今回は受けることになり、ESOLではないので、サポートなしです。
うちでやれることは、さほどないので、かわいそうですが、本人任せ。
一方、そんなことは関係なく、日本語の勉強の方もすすみます。来週は模試もあり、
中3の子は日本に戻ってすぐに漢検があるので、日本の勉強は休みがないのです。
更に、音楽でもバイオリンにピアノと、好きなことをやらせているので、
学校では学期末演奏会、ピアノのコンクール、リハーサルも含めると、
学期末までで7回ほど追加スケジュールが入ります。
親にできるのは、漢検の世話と、送迎くらいなので、申し訳ない気持ちですが。
あっという間に、駆け抜けてしまう14歳の夏になるでしょう。
小6の息子は、春休みにTOEFL受けてから、初のテニス春のリーグに、サッカーと
スポーツ三昧で忙しくしていたら、マイルストーン。
息子は飛び級クラスにいるので、先生からの圧があるのか、マイルストーンは、
先生からのプレッシャーがあるから、TOEFLより難しくないけど、辛いと。
それでも、英語に偏るのをさけるために、毎日漢字練習と日本語の宿題をやらせて。
アメリカに住んで親ができることは、結局ほとんどないのです。
年齢があがればあがるほど、親ができるのは結局、金か。と。
移民した南米のおばちゃんにも、「お金は子供たちに使ってあげなよ。そうすれば
アメリカで成功するわよ」と言われてしまいました。
外人の親がアメリカで頑張る子供にしてあげられるのが、お金だとは、なんとも
切ない現実です。