去年の夏からアメリカのハイスクールに編入した上の子。日本でも長く
楽器をやっていて、中三では、全国大会出場しています。
渡米して、英語はESOLですし、勉強もイマイチですが。ここはアメリカ、学校の
授業にミュージックバンドがあります。
バンドにはトップバンドとその下と初心者の三グループがあり、編入の場合、
自ら志願して、オーディションを受けてトップに入る必要がありました。
音楽だけは!という思いで、オーディションを受けて。
トップバンドに抜擢され、州内の1stチェアーの先輩とともに、
カルテットを組んで、代表活動させていただいてきました。
オールステイトには落ちましたが、地区代表3rdチェアーで、初年度を無事に
終えたのかなぁ。と感じていたのですが。
すでに、先生たちのフォーカスは来年度へ向かっているのです(-_-;)
3月末に、サマーキャンプ、せっかくだから、ミュージックキャンプに。と先生にも
ご紹介いただいて、州内トップの総合大学の選抜メンバーでのキャンプに申し込み
オーディションにも通過したと連絡いただいたところでした。
にもかかわらず、他のメンバーが音楽大学へのキャンプに参加するから、
急遽そちらのキャンプへ行って欲しいと。先週いわれ、6泊7日700ドル!!
しかも日本の一時帰国から帰って二日後。
返事は、保留。。。
はっきりと先生から聞いたわけではありませんが、
音楽大学のキャンプは最終日にコンサートがあり、そこに学識者がいて、
表彰されると、大学進学への大きなアドバンテージがあるようです。
また、音楽大学の先生がジャッジになる秋の大会へのエントリーがあるので、
そちらへも有利にはたらく可能性を含んでいます。
カルテットとは言え、学校の代表ですし、表彰されれば学校のランキングも上がる
先生たちは、本気なようでした。
学期末コンサートのあとに、もう一度聞いて、ダメなら、
仕方がないので申し込むしかないかなぁと半ばあきらめて、先生と話をすると。
「スカラーシップを申し込むことを考えている。だから行って欲しい。
優秀な演奏家なんだ、いいだろう」というようなことを言っていただきました。
先生たちが動いてくださるので、ほぼ間違いないでしょう。
しかし、たかが音楽、されど音楽。
どっかでガツンと表彰されると、その場でほぼ大学のスカラーシップも
決まるそうです。
ノー天気なうちの子には、敷居が高いですが、近い世界にいるのは
なかなか刺激的です。
親は、州内どこでもなので、運転に翻弄されますね。。。
どちらのキャンプも車で2時間はかかります。
英語も勉強もできない、絶対音感だけでアメリカで生き抜いています。