アメリカ帯同生活、二回目です。下の子は、アメリカの現地校卒業です。
小学校最後の春のレクリエーションサッカー、プレイオフに残れなかった
うちのチームは最後の試合でした。
今回は、幼馴染の上手い友達が、野球リーグとかぶるので、主力が抜けたメンバー
でした。そのせいもあって、とにかく負け続き。ここまで全敗でした。
うちの普通のアジアンな息子に対して、不満を言っている声を聞いて、
前日の試合は休ませました。それで、勝つようなら最終戦は出なくていい、と
コーチにお願いしなさい。とまで言って最終戦に臨み。
前日は接戦の末に、惜敗だったと。
「ぼくは、うまくないから、出なくてもいいよ。出たい子出してあげて。」と
コーチに伝えると。
「本当に出たくないのか?」と聞かれて、「出たいけど、最後に出たい子がいるし
僕はうまくないから。」と答えたそうです。
うちのコーチは、全員敬虔なクリスチャンです。人種は関係ないかもしれませんが、
白人系で、根っからのアメリカンです。
後半、残り10分までは通常通りに、うちの子を出場させました。
そして、ハーフの時に「最後にどうしてもフィールドにいたい」という子が沢山いて
うちの子が直訴して、その子と交代したそうです。
レクリエーションのスポーツは子供達が全員で協力してシーズンを迎えることが、
一番の目的で勝ち負けは絶対じゃないのです。
勝ち負けにこだわりたい子は、クラブチームへいくべきなのです。
コーチは全員がボランティアのお父さんなので、勝たせたい思いは強いでしょう。
それでも、全員で乗り越えることを大切にできる、そういう姿勢に感動しますね。
最後に、勝ちました!
本当につらいシーズンでしたが、終わり良ければ総て良し。
仲良し何人かでコールドストーン食べに行ってきました。
やっぱり人として学び成長させてくれるのが集団スポーツだと思います。
日本にもこういう活動があるといいですね。