桜が満開で、春休みを迎え、日本の子達と時期がかぶるし、夏休みの一時帰国の

チケットも確保してなんだか、すっかり新学年か。。。と同じような気持ちに

なっていましたが。

春休みもあとわずか、8thと10thの二人は憂鬱なモードになってます。

そうなんです。アメリカでは4月後半はテスト三昧です。普通の学年末テストと

州の共通テスト。どちらも小学生じゃなければある程度大変です。

州の共通テストは、小学校や中学校の卒業の年の生徒にとっては全教科ありますし

あまり低い点数を出すと夏休みの補講があって、旅行や、一時帰国に差支えたり

してしまいます。

と言っても、後ろから数えて10%くらいだけだとは思うので、よほどひどくないと

ESOLなどのサポートに入っていても補講にならずにすみます。

ただ、学校のランキングに影響があり、平均点は公になったりするしで、

先生は気にしています。

小学生の場合は、州の共通テストのスコアが低いと来年度のカリキュラムの見直しが

あったり、逆に良かったら上に上がれる可能性もあります。

私は、mathは一番上に上げたいです!これは、公言していつも子供達に言ってます。

アメリカのMathはあまり難しくないので、一番上のクラスにしたいです。

というか上のクラスでやれて当然だと思います。。。ですが後追いは難しいです。

日本でもしっかり英語でMathとかやらせていたら良かったかもしれないですが、

単位、言い回し、図形の用語などが微妙にわからない時があるらしいです。

まさか、二度目のアメリカがあるとは夢にも思わなかったので、日本で英語に

力入れていなかったせいですね。

ですが、ここでも現地校の勉強に力を入れてしまうと、日本の勉強がおろそかになる

ので、日本の塾の国語と算数・数学をいつも通りに頑張ってもらうのが正解だ

そうです。現地の勉強は頑張ってはいけないのが、帰国子女受験の鉄則だそうです。

頑張れば、アメリカの現地校でも上に上がれるかもしれない。それが見えても、

頑張らなくていいです。日本語やってください。って言われる。

このアンバランスな生活が帰国子女の辛さです。

現地校は片手間で、やり過ごすのが正解だと。

中学生の子供にそんなこと言うんですよ。塾の先生が!

真面目な子には、とても難しいですよ。