私には、南米出身のおばちゃんの友達が沢山います。

元は、図書館の大人向けのESLクラスで声をかけられて、というか、

おばちゃん達のサークルのようになっていて、毎週木曜日に集まり会があるので、

それの参加メンバーになっています。

とにかく、南米が多くてスペイン語以外の人と探していたようで、私が声かけて

もらったのですが。

スペイン語が3割、ポルトガル語が1割、英語6割って感じの会です。

最近では、アメリカ人でスペイン語やっている方、ポルトガル語をやっている方

が数人参加するので、もうまさにひっちゃかめっちゃか、散々スペイン語話て

「あ!全然わかんないんだっけ?」と言われるので、ちょっと焦ります。

しかも、全員が65歳以上で、グランドキッズの話に花が咲くような感じです。

 

ご存じの方も多いですが、アメリカは保険が個人なので、それぞれの人が入っていて

保険会社からの健康維持のためのサポートとして、65歳からスポーツジムが無料に

なるそうで、スポーツジムの話もどこがよい、どこのインストラクターが、日本人だ

とか、そんな話を教えてくれます。

 

その中で、先日大盛り上がりしたのが、バイリンガルであることが

最も脳の老化防止に効果があるという記事が載っていたそうです。

おばちゃん達、かなりスペイン語訛りの英語ですが、常に英語を使うようにしている

と、スペイン語はアメリカの南の方にくると、学校の案内にもスペイン語があり、

スペイン語が通じる場所はかなり多くあります。それに甘んじず、英語は毎日使って

いるということを話していました。

そして、彼女たちの最大の誇りが、子供をバイリンガルに育てて、今は孫を

バイリンガルにするために、徹底しているというのです。

アメリカで育った子供にとっては、英語以外の言語の方がずっと難しいのです。

英語が世界共通言語である理由って、おそらくシンプルなんだろうと思います。

聞けばスペルはわかるし、初めて見た単語もphonicsが分かっていれば、読めます。

suffixとかprefixが分かっていれば、意味を予想できる。ラテン語の語幹を学べば

もっと色々な単語も分かるらしいです。

ヨーロッパの言語には似た単語が多いからアジアよりは有利だそうです。

 

どうして、アジア人は英語を話せない人が多いのか?

英語教育はどうなっているのか?とその辺も言っていました。

TOEFL満点近くの、Koreanの留学生にあったことがある人が、全く話せなかった

そうです。

なんとなく、アメリカでもバイリンガルって大切だと言われるんだなぁと実感。

50歳過ぎてからでも別の言語を学ぶのは良い事だそうです。

これほどAIが普及しても尚、バイリンガルを育てることは財産だと思う人が多いんだ

という気づきでした。

最年長78歳の人は、スペイン語話過ぎると、しばらく英語が出ないって言ってました。

まだまだ頑張らないとですね!