<SKYの家族>

 

長男:ASD 多動性障害

   支援学校高等部1年

 

二男:ASD 情緒障害 書字障害

   地元の中学1年 一般級

 

長女:定型発達

   地元の小学3年

 

私:3人のシングルマザー 40代

 

じぃじのブログが続きます。リアルな表現が多いので苦手な方は注意して下さい。

 

 

 

 

 

 

じぃじ 湯灌の儀式

 

じぃじ(私の父)の葬儀の前日、「湯灌の儀式」が行われた。ばぁば(私の母)姉、私、長女で参加した。

じぃじは雨男で、この日も冷たい雨が降っていた。

 

私は亡くなった日以来会っていなかったので1週間ぶりに、じぃじと対面した。

 

お布団に眠っていたじぃじ。

お目目もお口も閉じてして、本当に安らかに眠っている表情だった。

顔や手を触らせてもらったが、亡くなった直後の温かさはなく、とても冷たかった。

亡くなる直前まで「暑い暑い~」と言っていたので、今はちょうどよいのかな。。。

 

 

 

 
「湯灌の儀式」は初めての体験だった。
 
「末期の水」じぃじのお口に水分(好きだった本麒麟)を含ませてあげた。
「ご洗髪」湯灌師がシャンプーで髪の毛をきれいに洗ってくれた。いい香りだった。
「ご洗体」足をボディソープできれいに洗い、その他は湯灌師がシャワーできれいに流してくれた。
(2週間位お風呂に入れなかったので、温かいお湯に入れて、じぃじもさっぱりしたと思う。)
 
その後はきれいにタオルで拭いてくれ、
「身支度」白装束の着替えを担当の人と一緒に行った。
・脚絆 すねの部分に当てる布 すねを守る
・手甲 手の甲部分につける布 汗をぬぐったり日光から手を守る
・白足袋 足にはかせる布
・笠+三角頭巾 頭にかぶる笠+頭につける布
・草履 ぞうりは足に密着するため歩きやすい
・杖 疲れても倒れず浄土まで無事にたどり着けるように持つ
・頭た袋+六文銭 首から下げる袋+三途の川を渡るのに必要なお金(現在の価値で200円)
 
髪の毛も整えてもらい、切った髪は4人分に分けてもらって持ち帰った。
 
「納棺」
湯灌師と私達4人でじぃじを持ち上げ、棺に納めた。
その中に、じぃじが現役の時に着ていたスーツ、愛用の帽子、手紙、孫からの色紙を入れてもらった。

「湯灌の儀式」
こんな神聖な儀式がある事、湯灌師という仕事がある事も今回初めて知った。
 
時間はかかるが、一つ一つの行事をこなしていく事で、じぃじの死を受け入れ、乗り越えていくのだと感じた。
 
翌日は葬儀だった。
 
 
 
 
 
 
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