アメトピ掲載ありがとうございます。
↑の続きです。
入院した当日は、着替えなどが入ったバックを看護師さんに預けて、二男に会う事は出来なかった。
着替えのバックの中に、二男宛の手紙を入れておいた。
二男は保護室に一次的に入ったが、落ち着いたのですぐに病室に戻ったと聞かされた。
保護室は後にちらっと見る事が出来たが、
なにもない部屋にトイレがあり、天井にはカメラがついていた。。
入院した日から10日間は二男に会う事は出来なかった。
当時、コロナが流行り始めた頃で、面会にも厳しい条件があった。
翌日の夜、看護師さんから電話があった。
「今日の朝、泣きすぎで吐いてしまいました。汚れた洋服を取りにきて欲しい。」
(コロナの関係で看護師さんが洗う事も出来ず、袋に入れてあるという事だった)
「入院した日から、何も食べていません。食事をする事を拒んでいます。」
「二男の好きな食べ物を差し入れできますか?」
「コロナの関係で出来ないんです。。。」
このあとしばらく二男は食事を拒否していたが、その後白米をすこしずつ食べ始めているとのことだった。
とりあえずは安心した。
私は二男が入院した事をきっかけに、
いつ何時何があるかわからない。将来を考え心配するより、今を優先する考え方に変わっていった。
「今を生きる。将来の為に生きているわけではない」
今まで私が生きてきた考え方とは180度変わった。