皆さんは口唇口蓋裂という病気を知っていますか?(このブログを見てくれてるということはもうすでにこの病気について知っているかもしれませんが笑)

 口唇口蓋裂とは口唇裂・口蓋裂を合わせた呼び名です。口唇口蓋裂は簡単にいうと唇が裂けていて、さらに口蓋という口の中の組織が割れてしまっている状態のことです。口唇裂のみや口蓋裂のみを持って生まれてきたり僕のように両方を持って生まれてくる人もいます。先天性疾患の中では比較的発生頻度が高いとされており500人に1人の割合で生まれてくるとされています。(つまり一つの学校に1人以上いてもおかしくないわけです)

個人差はありますが見た目の問題や摂食、言語に問題が生じてきます。成長の中で形成外科、耳鼻科、歯科口腔外科での治療や言語訓練をする必要があります。

↓詳しい話は以下のサイトをご覧ください

 

 ただ、今回僕が一番強調しておきたいことは「口唇口蓋裂は治る病気だ」ということです。

 もちろん口唇口蓋裂を持って生まれてくる(生まれてきた)我が子に対して不安を持つことはあると思います。(実際僕の母親も不安でいっぱいだったそうです)ですが、現に僕は手術で随分見た目も綺麗になったし小さい頃の言語訓練のおかげで他の人と同じように全く問題なく喋れるようになっています。僕からの親御さん、そして当事者さんたちに対する願いとしては「悲観的になったり、自分を責める必要は全くないことを知ってほしい」ということです。もしかしたら今は受け入れられないかもしれないけど、手を差し伸べてくれる人は沢山いるし味方も沢山います。僕も今日に至るまで口唇口蓋裂に対していろんな思いを抱いてきました。でも徐々に自分の個性だとして受け入れられるようになってきています。

 と、まあ偉そうなことをダラダラ書きましたが僕は口唇口蓋裂の当事者の君も、ご家族も応援しているぞ!俺は君たちの味方だからな!(急に誰やねん)