なんというタイトル。
漫画ゴールデンカムイの中に、
銃撃戦のさなか、味方を背中から撃ち殺す(わざと)という描写があるのですが、
ふと、
この時代は気に入らない上司をどさくさに紛れて殺すとかあったのかな~(物騒)
とか思って。
(以下脳内早口)
まあそれはあっただろう(まだ調べてないけど)
上官が死んだら仮で別の上官が立ったり、よそから新しい人が赴任するだろう
ただそれは殺した上官より良い上官(自分的に)とは限らないよな
まさに上官ガチャ
超絶良い人でみんなに慕われているけど、超絶戦いのセンスがないってこともありえるよね
その場合はこの人良い人だったな、って思いながら部隊みんな死んだりとか
自分の生存率が激下がりしちゃうよな
じゃあこの場合の「良い上官」ってなんだろう
戦地における「良い上官」って「この人と居たら勝てる」にほかならないのでは?
だって最大の目的は「勝つこと」だし
そりゃ武功を上げて評価されたり給与増えたり良い思いしたいっていうのもあるだろうけど
そもそも勝たなかったら死ぬわけなのでね
そう思ったら多少人間的に気に食わないとか合わないとかあったとしても
この人といたら自分は強くなれるとか部隊が勝てるとか思える人についていくよね
上官殺しちゃった結果部隊が全滅しましたとか本末転倒
一時の感情で殺したとしても、部隊の他のメンバーが無意識にでも「この人といたら勝てる」と思ってたら
なんで殺したんだお前って話になるよな
(別件だが鶴見中尉の「敵を撃てない兵士が撃てるようになるのには、憎しみでも恐怖でもなく上官や仲間への愛」というのも
また仕事に通じるところがあるよな)
︙
みたいなことをぶわ~~っと考えていました。
これまさに「優しい上司は勝たせてくれる上司とは限らない」「優しくて人気がある先輩でいることに意味はあるのか」に通ずるなと。
まあ人の生死に関わることと仕事は正確には違いますが。
仕事がんばらなくても死ぬわけではない。
ただロジックとしては近しいものがありそうだなと思います。
となると必然的に自分が目指さなくてはいけないのは
部下に好かれること(好かれるに越したことはない)以上に組織の成長、成功
そして部下の成長、成功
優しくしたらこいつは辞めないかもしれないけど(自分の背中を狙ってきたりしないかもしれないけど)
戦死してしまうかもしれない。