学生のときに努力を評価されたことなんてまったくないはずなのに

なんで社会人になると急に努力を評価してもらいたくなってしまうのか。

(自分でも不思議)

 

全員が同じことする、っていうテストみたいな明確な基準が目の前にないからなのか???

 

学生さんにはよく「成長」というワードが指しているものが人や企業によって違うからしっかり見極めたほうがいいよ、という話をします。

 

多くの学生が「成長できそうだから」といって会社を選び

多くの会社が「うちでは成長できる」といって採用します。

というか、初めてのことやるんだから、成長できない会社なんてないはずなんですが

それでも各所でミスマッチが起こるのはなんでだろう?って

 

たぶん「成長」が指している単語が人や企業によって違うからなんでは、と思ってます。

(まえにどっかで書いた???)

 

例えば、

 

入社◎年目までにこれとこれの資格を取得したら、昇格の試験を受けることができます。それに合格したらこういう役職に上がり、裁量と給与がこのくらい増えます。

この試験の合格率はこのくらいで、◎歳のときにはだいたいこのくらいの役職で

年収がこのくらいです。

 

というのが明確に決まっていることが望ましいかどうか、かなと。

 

人によっては、

ライフプランがわかりやすく、いつ何をしたらいいかがはっきりしているので自分の成長が目に見えて、こちらのほうが良い、

という人もいるでしょうし、

 

そんなに待ってられない、もっと若いうちに自分の結果次第で裁量や給与が上がる環境がいい、早いうちに自立して自信をつけたい、

という人もいるでしょう。

(会社によっては◎年目までは試験を受けられません、とかもあるので)(そして世の中にはきっとこのハイブリット企業もあるはず)

 

どっちがいいとかではなく、本当に好みの問題で、

お互いに「成長とはこういうものだ」と思っている(意識的、もしくは無意識に)ので

「成長したいんだね」「成長できるんですね」という点以上にわざわざすり合わせもしなかっただけでは?と思います。

 

(ちなみに弊社は後者なので、年齢の割に信じられない規模の責任や裁量を貰えることもありますが、そのために自分に負荷かけてまで急成長とかやりたくないやい、という人にとってはただただ大変なだけなのでおすすめはしません)

 

 

 

なにがいいたいかと言うと、

急角度の成長を求めて入ってきたはずの会社で「頑張りを評価してほしい」とかいうよりかは、

社歴や年齢でフィルターされることなく、「これだけの成果出てるから次のステップに進ませてくれ」と言える環境を最大限に活かして、

成果でぶんなぐりにいくのがいいのではないか、ということです