おはよーございます
ゆーみんです
手のひらを返すような冷たい雨に
足踏み状態の春がいっそう
待ち遠しくなりましたが
今年ふたり揃って還暦の我が家の
今月は旦那はんの誕生日月ってこともあって
それならお祝いにどこかぶらっと
行ってこようってなったのですが
環状8号線通称カンパチの
カンパチ歯科の看板に富士山といえば
我が家の最近のヘビリピな伊豆方面
ってうすうす想像された方も
いらっしゃるかと思いますが
小田原付近を走っていて雪化粧も美しい
富士山に気分も上がりまくり
以前『干物の丸安』に立ち寄ったとき
案内板の矢印を見かけたときから
気になっていたのですが
『石垣山一夜城』にまたしてもお得意の
寄り道をすることになり
方向案内の矢印ににつられるよう
車を走らせると想像していた以上に広い公園に
びっくりしましたが説明板を読むと
石垣山城は『笠懸山』あるいは『石垣山』
と呼ばれる箱根から派生する山上に位置し
関白豊臣秀吉が天正18年(1590)の
小田原合戦の際に築いた陣城で徳川家康の
家臣松平家忠の記した『家忠日記（6月22日)』
に『石かけの御城』とあることから
『石垣山城』と呼ばれているそうですが
さっそく旧城道東登口の急な石段を上り
振り返ってみると当時の石垣の跡が
しっかり残っているのが分かりましたが
小田原北条氏を攻めることを決意した
関白豊臣秀吉は天正18（1590）3月1日に
京都を出発して4月3・4日には小田原城の
攻囲を開始し4月6日には早雲寺（箱根)を
本陣としその日のうちに笠懸山（石垣山）
に登って小田原城を眺望したというのですが
『本城曲輪の石垣』
このあたりの石垣は20メートルを超える
高さで築かれており石垣を築いた穴太衆
（あのうしゅう)の技術の高さが伺えますが
ここが小田原城から見える面になるため
驚かせるために少しでも高く積むよう
指示した秀吉の顔が目に浮かびますが
強者どもの夢の後に咲くたんぽぽに
春の訪れを感じつつ
おそらくこのあたりから秀吉は
小田原城を眺望し9メートルにわたり
壮大な塀と土塁で周囲を囲んだ小田原城を
力攻めにするのは難しいと判断し
長期戦の構えでこの場所に城を築くことを
決めたのだそうですが
その1か月後の5月14日には石垣ができ
広間・天守などの作事に取り掛かるという
圧倒的に急ピッチで普請が進むなか
6月9・10日に普請中の石垣山で
秀吉に伺候した伊達政宗は前日になかった
白壁を『紙を貼ったもの』と見破り
秀吉をはじめとする諸将に賞賛されたと
いうのですが秀吉はこの地に到着してから
3か月も経たないうちに
石垣山に本陣を移しそれを機に
小田原城へと一斉に鉄砲を撃ちかけさせて
小田原北条氏方を脅かしたそうですが
このような秀吉の行動や政宗の城壁の逸話が
一夜城伝説を生んだようですが
それにしてもあっという間に築城を可能とし
かつ海上には長宗我部元親や九鬼嘉隆等を
配するという当時の秀吉の権威と財力は
小田原北条氏が降伏する決定打と
なったのでしょうが
（以上2024年3月9日(土)撮影)
春を探しにぶらっとドライブ伊豆への旅
記事はしばらく続きますがおつきあい
よろしくお願いいたします
最近は安全第一ってことで夜のドライブを
控えるお年頃を実感しています
サンドイッチに挟みたい具材は？
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