日本語教師を名乗りながら読解力が無い事が露呈される話。。。〜なら | ロンドン郊外で日本語教師

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試行錯誤四苦八苦しながらぼちぼち教え始めました。

私は、自分が資格を取った、在濠洲の日本語学校が主宰していた日本語教師養成通信制コースで使用した、その日本語学校独自の英語話者用の教科書を、私の生徒さん用にアレンジして作っているのだけれど、時々、文法の1項目だけに特化したくて、勝手にチャプターを作ることもある。

 

今回も、他の文法項目に特化したチャプターを作った為に、オリジナルにあった『条件節〜ば』(買えば、食べれば、すればの形)、を同じ所に入れちゃったら詰め込みすぎだろ、と思って、それも別チャプターにして勝手に作成中なのだが・・・。

 

例文となる会話に、ついでに入れちゃえ、と、『名詞+なら』(あなたなら大丈夫、わたしなら言わない、の形)だけ、入れてみたんだけれど・・・。

 

『なら』に接続するのは、もちろん名詞だけじゃなく、

動詞の普通形(肯定否定)   +なら・・・行くなら、行かないなら、食べるなら、食べないなら
イ形容詞普通形+なら・・・美しいなら、美しくないなら、行きたいなら、行きたくないなら
ナ形容詞普通形+なら・・・便利なら 便利じゃないなら、好きなら 好きではないなら
名詞普通形       +なら・・・あなたなら あなたじゃないなら、東京なら

 

なんですけれど、主題は『条件節〜れば』なんで、今回は『名詞+なら』だけ触ります。

 

解説を色々と検索して驚いた・・・

 

 

と、解説してあった・・・

 

 

え???

 

 

そぉ??? 

 

 

遣いませんか???

 

『た形』と言うのは、そもそも、基本的に過去形が多いのでは???

 

 

動詞 :早く家を出たなら、間に合った筈なのになぁ。

    先に言ってくれたなら、やったのに。

名詞 :あなたがその立場だったなら、どうしましたか?

形容詞:クレオパトラの鼻がもう少し低かったなら、世界は変わっていた。

 

 

私が挙げた例文は、

前件(〜ならの前文)も、後件(〜なら、の後文)も、反事実ではあるのだけれど、、、

 

 

え〜〜。。。。

 

読んでも理解ができないなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

日本語の解説に書かれている日本語がまず難しい・・・💦