年明けライブ観戦第２弾は
ザッハトルテの蛇腹奏者でもある
都丸智栄さんのソロライブ
とても凛々しく立て髪のコンディションも良好
(写真はライブ終了後の記念撮影)
宝湯は炭酸泉やサウナを堪能できる昔ながらの銭湯屋さんを思わせるレトロな外観に「ゆ」の暖簾
そして何と言っても入り口での番台も奥ゆかしく、
銭湯ならではの風呂上がりの定番、
牛乳やアイスクリームなど
飲料や冷たい甘味も完備されており、
ライブがなくても癒しに訪れたいところ。
幼少期の頃、家にお風呂がないところで育った私には
郷愁を感じさせる場所でもある。
そんな懐かしさが混在する銭湯でのライブはなかなかに乙である。
脱衣所に響く音色はどんなライブハウスにも負けない
天然の音空間。天井も高くマイクなど要らない。
生音でちょうどの響きを持つ
生演奏を聴くには打って付けのハコなのだ。
月曜日が定休日。この定休日に時折ライブがある。
目新しいところでは昨年、
坂野志麻さんをゲストにお迎えしての
カリトマトでの演奏会やとまべち
宝湯ではとまべちがお初だったのだが
銭湯で聴くおふたりの演奏の虜になり
今年も都丸さんのソロを観戦する運びとなる。
開演は７時との告知はあったが
開場時間の明記がない。
取り敢えず、市内のカフェで時間潰しをしてから
十三へ向かう。
早めに到着し、長い待ち時間の合間にリハの音も聴ける至福の時。
ザッハトルテ初期の音源も流れる。
後で知ったが、ザッハトルテでは滅多に演らない曲なのだとか。
本日はそんなレア曲の演奏もあるのかと思うと
開演前から胸が高鳴る。
都丸さんをはじめ、ザッハトルテさんは６年前、
ガレシャンとの共演がお初で円盤は持っていたが
仕事の激務に紛れてワンマンで観る機会を逃していた。昨年からようやく時間もできて、
いろんな演者さんのライブ観戦も叶うようになり、
再びライブの醍醐味を堪能できる嬉しさ。
星の数ほどあるアーティストの中で
ひとつだけを絞るのは難しいけれど、
間違いなく私の日々の生活の中の必要音であり、
生活の一部にもなっているのが
山田晃士さん、蜂鳥あみ太さん、黒色すみれさん、
NolenNiu-de-ossiさん、ザッハトルテさん、最近では小林未郁さんに都丸さんのソロユニットなのだ。
常に聴き、私にとって癒しとパワーを与えてくれる日本人アーティストは上記の方々。
いや、本当はもっとたくさんの推しがいるが
ここでは割愛しておく。
そのうちゆるりと紹介したい。
さてさてそのライブ、早めに開場し、
女湯入り口の番台でドリンク付きのミュージックチャージを支払う。
今回は早めに会場入りできたので、
比較的良席での観戦が叶う。
これも早めに会場入りできた人の特権ね(笑)。
開演前のささやかな楽しみはやはりライブ飯。
都丸さんの宝湯ライブでは定番の特製お弁当
tonton cafeさんの心温まる手作りお弁当にも舌鼓。
画像はないが、手製のチーズケーキも美味しかった。
この日のためだけの特別なもの。開演前には完売になっていた。
そしていよいよソロライブスタート。
二部仕立てとなりセトリは都丸さんの手書きの文字を上げることにした。
高貴な人形や古い月、コッペリアと
ザッハトルテの新譜からあの空に虹を、
青い薔薇の女王、キンメギンメなどの初期のものや
トマトナベのアルバムのものなど、
ファンのハートをくすぐるナンバーが目白押し。
曲間のMCでは、楽曲にまつわるエピソードも
訊けるというオマケ付き。
ミュゼットやクレズマー(ユダヤ系)風のアレンジも素晴らしく、時に激しく、時に甘美な世界へと誘う、まさに魂を揺さぶる音色。ハコの響きと相まって、より厚みのある演奏で釘付けになった。
ザッハトルテの初期のものだと
青い薔薇の女王が特に好きなのだけど、
まさかあの楽曲が「ふたりの王女」のオリゲルドがモチーフだったとは想像だにできず、
都丸さんの底知れぬガラカメ愛を感じずにはいられなかった。より親近感が湧くやないか〜！(笑)
MCで熱弁する都丸さんのお人柄に
会場内はとても温かな雰囲気に。
青い薔薇はもちろん私のマスト楽曲の殿堂入りになったのは言うまでもない。
願わくば、是非ともザッハトルテの演奏でも
青い薔薇を再演して欲しいと願っているのは私だけではないはず。
次のホールコンサートでは是非、ザッハトルテのお三方揃っての演奏も聴きたいと、
この場を借りてリクエストしておきたいと思う🙏😁
素晴らしいソロライブでした。
ありがとうございます。
またここで観れるのを楽しみに待ちたい。
昨夜のライブでも演奏された「おばあちゃんのバラード」が収録された とまとなべのアルバムも購入。
終演後にはサインもして頂けた。嬉しい。
次のお休みに聴くのが楽しみだ。