15 聖・夜・合・唱
16 正・邪・葛・藤

 

脚本は三条さん。

よし、たぶん大丈夫でしょう

.

……

 

ダサいことで有名なメテオが、16話で出てきます。

天秤座もダサいし、メテオもダサい。

 

そのくせに、「出来る!」的な感じで、互いにアクションを披露する。

あ~、分かりました!

ノリが、完全にクレヨンしんちゃんの劇場版ですよ!!

 

作画もグリグリ動いて、おバカなことに全力全開なのに、しんちゃんや敵キャラはシリアスに台詞を吐く。

 

うん、なんというか、エピソードが台無しになったなって……

 

ペイントは分かるんですよ。

ペルセウスの元山も、美術部だし、

『相手を塗る』ことで攻略するのもグッド!

 

なんで、天秤座とサブライダー出してきたん?

 

一応作中で、

ゴールドセイントにパワーアップ出来るよと示唆される。

蠍座も、こいぬ座からのパワーアップだそうです。

だから、マスターリブラが直接見る必要はあるんですよね。

 

それなら、デザインをちゃんとしましょうよ……

 

リーブラ(リブラ?)とメテオも、体の配色が凄絶にダサい!!

汚い白色の水玉模様が黒地に合っていません!!

いや、宇宙と星を表しているとは思うけど、気味悪い。

それがアクションすると、不気味に拍車がかかる。

好きな人は好きだろうと思うけど、自分は無理でした。

 

よかった。ビーストと仁藤が、こんな感じじゃなくて(涙滂沱)

ウィザードも宝石とドラゴンモチーフで、格好いいし、

ビーストもキメラモチーフで、これまた格好良いんだ!(力説)

 

 

こう言ってると、一目がダサいライダーはダメなのか、と思われるかもしれませんが、

エグゼイドやジオウ(目がライダー字)みたいな、作中劇とデザインが合ってるものは好きです。

 

天秤座もメテオも、おふざけエピソードが初出なら、拒否感は出なかったと思います。

今回の元山のエピソードって、めっちゃ出来がいいんですよ!

 

弦ちゃんが自分のスタンスにも触れたし、

元山も、

完璧な絵が描きたい→元々は、「子共達に喜んでもらいたい」

と、動機もしっかりしている。

 

弦ちゃんの絵を破けなかった葛藤も、

元山の根っこは悪人ではないことが分かります。

 

 

それを吹き飛ばすクソダサライダーとクソダサゾディアーツには、

まいったね、こりゃ。

 

いやぁ、でも、三条さんが悪いわけじゃないしなぁ。

クソダサデザインのキャラ、それもスーツでのアクションとなるとギャグになる。

 

しかし、ここの部分だけ見ると、面白いとは思うんですよね。

 

ジャッキー・チェンやブルース・リーみたいな動きのライダー(デザインが激烈にダサい)

対するマスターリブラは一流だし(ダサさが苛烈極まるデザイン)

 

 

ひとまず、序盤といいますか、

これまでの感想は――――

部分部分の出来は悪くない。なんなら、結構見ていて楽しいものある。

だけど、全体で見ると、一気にマイナスになる。

 

そんな感じです。