ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー トレード・テイスティング2011 | yumiwineryワインブログ★☆ワイン醸造家の夢☆★            ~日々のワインとお料理レポート~

ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー トレード・テイスティング2011

昨日、ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー(Union des Grandes Crus de Bordeaux)が開催する、トレード・テイスティング2011に参加してきました!


主要アペラシオンの134のシャトーが加盟しているUGCB、シャトーのオーナー達を率いて世界各地でイベントを開催し、それぞれのワインを紹介する場を設けていますが、アジアツアーは毎年この時期。今回は、ソウル→大阪→東京→北京→上海→アモイ→広州と、HP(http://www.ugcb.net/)を見る限りほぼ一日刻み。なんてハードスケジュール!しかも毎日毎日言葉も通じない相手にワインを注ぎ続けるという…皆さんお疲れ様です。

でも私達にとっては有名シャトーのワインをこれだけ一気に飲み比べる貴重な機会です♪

目移りしすぎて全種類飲みたかったのですが、時間切れになってしまいました。写真も途中かなりの混雑でタイミングを逃してしまったり、最後時間がなくて撮れなかったブースもありますが、本日は一部だけでも、ご紹介させていただきます♪(ゆっくりカメラを構えられず、手ブレ写真も多いですが・・・)ボルドーはシャトーの統括マネジャーさんの来日が多いのですが、せっかくの機会なのでボトルを持っていただき撮らせていただいたお写真も♪皆さんお疲れの所、カメラを向けるととってもいい表情して下さいました。


タルボの統括マネジャー、Jean-Pierre Martyさん。


バタイエ、ランシュ・ムーサス、トロット・ヴィエイユのオーナーPhilippe Castéjaさん。
陽気で明るい方でした!


最高のきめポーズをとってくださった紳士、コス・ラボリイのBernard Audoyさん。


にっこり笑顔、ボール・ガールのマネジャーVincent Priouさん。


クリネの統括マネジャーはシャイな笑顔のRonan Labordeさん。


カルボニューの経営者、Eric Perrinさん。


ド・フューザルの技術責任者Stéphen Carrierさん。


パプ・クレマンのアジア地区統括マネジャー、Jean-Philippe Guillotさん。


ラスコンブの統括マネジャーDominique Befveさん。


今年出展されたのは2008年ヴィンテージ。
グラーヴ、ペサック・レオニャン、サンテミリオン、ポムロール、メドック、オ・メドック、リストラック・メドック、ムーリス・アン・メドック、マルゴー、サン・ジュリアン、ポイヤック、サンテステフ、ソーテルヌ・バルサックのアペラシオンのワイン、100近いシャトーが出揃っていました。

08年トータルで感じたのは、どれもタンニンがとても滑らかで飲み口が柔らかいものが多いということ。個々それぞれではありますが、今からでも楽しめるものがほどんどだったということです。近年のボルドーワインは若いうちから楽しめるスタイルになってきていますね。このスタイルのボルドーワインが20年30年後、どんな表情をするのでしょうか♪

サンテステフ。ラフォン・ロシェは果実み豊か、オルム・ド・ペズも薫り高くてGOOD、フェランセギュールも個性があって個人的には好き。コーヒーやキャラメルのアフター香が印象的。


ポイヤック。バタイエも良かったけどグラン・ピュイ・デュカスも美味しかった。


ポムロール。ラ・コンセイヤントは香り華やかでエレガント、ラ・ポンテも美味しい。クリネは果実み、甘み、コク、トータルで充実感があり、芳ばしいアフターが心地よかった。


ペサック・レオニャン。ドメーヌ・ド・シュヴァリエは鼻に抜ける余韻が美味。ラトゥール・マルティヤックが個人的には好きでした♪パプ・クレマンもバランス良好。


サンテミリオン。どれも綺麗で飲み心地が良かったけれど、一番印象に残ったのはトロロン・モンド。余韻が長くて深みや甘みがふくよかで美味しかった♪アンジェリュス、果実みはジューシーでアフターに甘みやコクが残ってやさしい美味しさ。ガフリエールも華やかで優しく、クロフルテも相変わらずジューシーでバランスよく華やか。ラマンド、デュカスもわかりやすい美味しさ。


マルゴー。ラスコンブが華やかな香り、エレガントな印象で好きでしたが、マレスコサンテグジュペリ、ジスクールも美味しかった。「welcome to margaux!」と明るく迎えてくれたラベゴルスはマルゴーらしい柔らかな果実み。

カントナック・ブラウンのJose Sanfinsさんには一緒に写真写ってもらっちゃいました♪


次の予定が入ってしまっていて時間が足りず、まわりきれなかったワインも多数ありましたが(ちゃんと計画たてて回れば良かったと心の底から後悔…!)、最後はやっぱりソーテルヌでしめたくって・・・。
シャトー・クーテは酸と甘みのバランスがよく、キュートとエレガントの両方の顔を持っているようで魅力的♪ドワジー・デーヌもバランスよくて飲み心地がいい♪ギローとラフォリー・ペリラゲイは甘みや苦味、味わいが凝縮されていてこれぞソーテルヌ!の風格あり!


ドワジー・デーヌ、オーナーの息子さん、Fubrice Dubourdieuさん。


と・・・そこに、以前からブログを愛読させていただいていて、是非お近づきになりたいと憧れていたユミコデラックスさん発見♪さっそくブログも更新されていて・・・しかも私の事も紹介して下さってる♪うれしいです♪(  )ワインが繋ぐご縁に感謝♪



この後私は友人の誕生日会に出かけたのですが、ホテルオークラでは社団法人日本ソムリエ協会とユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー共催で、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティー・ディナー&オークションが行われていました。今日の読売オンラインに書いてあったのですが、オークションの売り上げは計616万5000円。ディナーの収益を合わせた約816万円が、復興支援の為にに寄付されたのだそうです。(  )

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