自粛期間の延長とともに、
PCR検査は一日2万件を!
との報道。

更には、死亡者を出さないためにと、受診目安の緩和…

いや、いいんですよ、
でも、防護具ないまま、
そんなこと言われても…

今、一番多くの感染者出してるの、
クラスターになって問題になってるのって、
院内感染ですよね⁉


誰がコロナ陽性か、わからない以上、
発熱や咳、味覚障害など、
コロナを疑う患者さんの受診の際には、防護具が必要です。

後々、コロナ陽性と
わかった時のためにも、
患者と医療者ともに、サージカルマスクをしていること。
医療者はフェイスシールドをしていること。

手袋は手指衛生を守れていれば問わないと。

要は、症状のある患者さんを診るには、最低限、その装備が必要。

更に、PCR検査をするには、
N95マスクと長袖のガウンも必要。

手指衛生には、アルコールジェルなどの消毒用品が必要。


2万件の検査をするには、
医師一人で検査をするにしても、
2万着の防護具が必要になる。

全員がコロナ陽性なら、
同じ防護具で、同じ空間でよいかもしれないが、
検査を受ける人の中には、
陽性の人と、陰性の人が混在している。
同じ空間で、何人も続けて
検査を行えない現状がある。

空気を入れかえる時間と周囲を、消毒する時間も必要。


コロナの入院患者さんに対応するにも防護具が、必要。


本来、防護具はシングルユース。
一回毎に捨てるもの。
捨てるように出来ているものを、
一日使う。

脱ぐとき、外すときに、感染しやすいといわれるけど、
リユース、使い回せば、
再度身につける時にも、感染の可能性ができる。


保健所は、一般の診療所などで、
防護具がきちんと準備出来なければ、検査しないでくれと指示するいう。
それは、医療従事者の感染を考えれば、当たり前のこと。


日本で、感染防護具が、作られていない現状で、
世界中で、感染防護具が、不足している状況で、

なぜPCR検査の件数が増えないのかわからない
とか
日本の恥
とか


防護具なしで、
コロナ患者の検査を、やれと、いうのか?????



コロナ疑いの人は
グレーではなくて
黒として扱わないと
わかってからの対応では、
感染を広めてしまう。

保健所だけが、検査しているわけではない。
民間の検査機関も、きちんと検査してくれている。

その検査を請け負う人たちにもまた、防護具は必要。



無症状でも、感染力があるとわかってきた今、今まで以上に防護具は必要になる。

インフルエンザの迅速検査のようにはいかない検査であることを
忘れないでほしい。