空の色が一気に夏っぽくなってきました。
イタリア初夏の風物詩、巨大な球体。
ブラッチャーノに移住した当初は、
これは何だと周りの人に聞きまくっていましたっけ
春の間に育ちまくった草は、
乾燥の始まる夏の訪れと共に水分を失い枯れてきます。
それを一気に刈り取り、
運びやすいように丸めるのです。
草のなくなる冬場には、
これが牛や馬たちのエサとなります。
半年ぐらい放っておくと熟成して
それを食んだ牛や羊のミルクは
夏草の時より味が濃くなるらしいです。
というわけで、
チーズの味も季節によって変わってくるのが本来の姿なのです
となりの馬も見通しが良くなってご機嫌
畑では夏野菜がぐんぐん成長中。
インゲンの花が咲き始めました。
雑草に埋もれてますけど、キュウリ
かわいい花が咲いていました。
先週植えたナスも元気に生育中。
雨がまったく降っていないので地割れしてます
ズッキーニはすでに収穫期に入りました
ローマの人が好きな黄緑色のズッキーニ。
すでにこんなに立派なのができ始めていて
8月終わりまでずっと楽しめる、
というより、取っても取っても次から次へと出てくるズッキーニ地獄に陥ります
とりあえず、今年の初収穫はこんな感じ。
咲き終わり、受粉も済んで
用済みとなった花も収穫してしまいます。
網をかけたサクランボの木。
役目を果たしたような果たせなかったようなビミョーな収穫となりました
鳥害だけでなく、
実の出来はじめに降った雨のせいで
表面が傷つきパックリ2つに割れてしまっているものがたくさん
味は悪くないものの、腐りやすいし食感も悪いし。
自然の力に寄るところの大きい農業ってホントに大変だなと思います。
家庭菜園ラバーの皆さん、この夏もお互いがんばりましょー