今回、私たちがヴェローナにとった宿は、

Piazza Erbe ピアッツァ・エルベを見下ろす絶好のロケーションにありました。
 

なので、お部屋の窓からの眺めがコレです。


 

素晴らしいでしょう?

ランベルティの塔がそびえ立つすてきなステキな広場です。

 

ヴェローナ滞在は夜の野外オペラ鑑賞が目的だったので、

アレーナから歩ける距離にあることが宿の条件でした。

そして、できれば眺めが良いこと。

 

 

寝室のバルコニーの正面にある建物はカーザ・マッツァンティ。

フレスコ画がぎっしり描かれていてステキでしたドキドキ

トレントもそうだったけど、南イタリアにはなぜこういうのがないんだろ。

 

下に見えている白いテントは、青空市場です。



 

こんなふうに野菜や果物を売ってます。

 

エルベってイタリア語でハーブという意味なんですが、

フォロロマーノ、ローマ時代の公共広場だった場所がいつしか青空市場になり、

そこでハーブや野菜なんかが売られていたんでしょうね。

それで今ではエルベ広場と呼ばれているのだそうです。



 

こちらはリビングの窓からの眺め。

 

装飾の美しい真っ白な建物は、パラッツォ・マッフェイ。

私はつねづね、なぜ道から見えない上方にわざわざステキな装飾をするんだろー

と思っていたのですが、こうしてお向かいのパラッツォから眺めるためなんだわ、きっとビックリマーク

 

翼のあるライオンはヴェネツィアのシンボル、サンマルコ。

ローマのあと、1405年から1797年にかけて、

ヴェローナは、ヴェネツィア共和国によって治められていたのだそうです。



 

エルベ広場に降りてサンマルコの円柱の向こうに見えるのが、私たちの泊まった建物ね。



 

青空市場の向こうに伸びている細い道を行くと、すぐ左手にジュリエットの家があります。

ロミオの家は、ランベルティの塔の下を左に入り、

もうひとつのローマ時代からの公共広場、シニョーリ広場を抜けたところにありました。



 

部屋の窓から見下ろしたエルベ広場に、赤いハートを発見ハート



 

下に降りてチェックしてみました。


 

周りに何の案内看板もなく、何の意味があるのかは不明だけど、

たぶん、ロミオとジュリエットの物語に因んだものなんじゃないかなぁ。