(The details of yamabushi training in English is below)
初めて参加した山伏修行。東京に戻って3日たつのだが、
ホラ貝の音がまだ身体の深いところで余韻をひいている。
何かを目ざめさせるような響きが心地よい。
修行中は朝昼晩そのホラ貝を合図に行動し、
出羽三山に響き渡るホラ貝とともに山伏として渡り歩きな
がら
その土地土地の魂を揺り動かしているようだった。
私語は極力禁止なのでもくもくと歩く。
時にはきつい山道なので景色を眺める暇もなく
ただただひたすら前について歩いてゆく。余計なものがと
り祓われてゆく。
あるいは頭が何か考え始めたりすると決まってハエが顔の
前に飛んできて教えてくれたりした。
あらゆるものが味方してくれている、見守られていると感
じる。
夜、明かり一つない杉林を歩くのも五感以上の何かの感覚
が研ぎ澄まされていくような感覚が心地よかった。今回は
私のような初心者が(特に女子)多かったようだが、
お天気に見守られ、星野先達の毎回の祈りに見守られ本当
に有り難かった。
修行中渡り歩いたそれぞれの場はどれも意識の深いところ
に染みいっている。
そのひとつひとつを文章にすることは難しい、けれど強い
て言うなら中でも
月山の頂上は死んでも忘れない風景、(まさにそういう場
所なのだが)
言葉の表現を超える風景だった。風景に励まされるという
か、
癒される以上の風景だった。
それから初めての滝行、滝からあがった瞬間、あっ、もっ
と入っているべきだった、とたちまち後悔。何かに気付き
そうな瞬間を逃したような気持ち悪さ。
次回の楽しみになりました。
今になって肝心の”祈り”はできていたのだろうかと頭が
考えてる(笑)。
言えることは初心者ながらその場その場の勤行をできうる
限りの力で行えたかなということ。
そして小さいながらも私の中で何かが変わった。
それが会う人会う人に影響を与えている(確実に)。

The English explains "yamabushi practices is symbolic death and rebirth through ascetic practice" .
But at the same time or more over, this is pray of world peace through my practice,
I believe.

https://www.facebook.com/
notes/大聖坊山形県出羽三山の宿坊だいしょうぼう/
2016-three-day-yamabushi-tr
aining-and-about-daishōbō/
529117350575450







猫の神様、ちゃちゃ。この子の目を通して時々ご先祖が私の様子を見に来ていた。