昨日はちょっとよい休日を過ごせたように思っている。
新卒の時に一緒だった先輩が年に0.5-3回位声をかけてくれて
いつも3人でランチをするのだが、昨日は品川のイタリアンビュッフェだった。
いつも話を聞くほうが圧倒的に多く、
今のいままであまり自分を打ち明けたことはなかったように思う。
というか、自分でも自分が分からないから上手く話せないというのもあったと思うが。
子供の頃からの親との関係性の中で、どうやら私は(弟も)どうしても自尊心が
低く育ってしまっているのだ。
いまでこそ、褒めて育てるとかの教育だが、
当時の母は、いつも彼女自身のストレスもあってか、
”全くだめなんだから!””何をやってるの!”みたいに話を聞いてくれるという感じはなく、
否定される言葉か、不機嫌な返答しか記憶にない。
褒められたことはただの一度もない。
子供だった私の主観だけでなく、実際、近所の人にも
”奥さん、そんなに子供をしかってばかりいたらいじけた子になっちゃうわよー”って
母が注意されているのを目撃し記憶しているし、
大人になってから親戚の人にも同じことを指摘された。
当時の母にしたら、それでも慢性化した持病や父との関係で
いつもストレスでいっぱいだったのだろうと思うが。
父は父で全く一家の主という自覚も威厳などなかったし、
子供心にも情けなくなるような、尊敬なんて全くできない父であった。
(両親は熟年離婚している。別に酒乱とか競馬とかDVとかそういうことではなかったが、
仲の悪さは結構子供のころから。。中/高校時代は避難するところもなく
自分の部屋でいつもよく泣いていた。当時は心療内科などなかったが、今にして思えば
多眠症、鬱などの自覚症状もあった。
弟とは年も離れていて小さかったし話し相手はいなかった。)
とにかくそんな状況の中で、大人になってもやっぱりいじけやすく、
自己否定してしまったりする癖は、こんな大人になってまで
親のせいにするのもなんだけど、やっぱり影響は大きいと思っている。
自尊心が低いと、それを満たすために外に求める傾向は強い。
他人に褒めてもらいたい、自分が何かを目指すことで
関心を向けてもらいたい、それによって自分は満たされたい
というような欲求はきっととてもあるように思う。
でも自分でもやっかいだとおもうのは、
実際、私のことを褒めてくれる人はいるのに
せっかく褒めてもらっているのに、それをまた自分で自己否定してしまうのだ。
だから、いつも満たされない。いや違う、そんなんじゃない、、みたいに。。
人によく言われるのが悩みでもあった。
どうしてそんなに恵まれているのに不満そうなの?って。
そうだよね、確かに恵まれていることも一杯あるのに、
どうして自分でも素直にそれを受け取れないんだろう、と。
私ってものすごく欲張りで、わがままで、理想が高くて、
どうしようもない人なのかな。。みたいに、
満たされた気持ちで自然に受け入れるのではなく、
自分はいけない、だめなんだ、と押し殺そうとして又それができなくて悩んでしまう、
落ち込んでしまうということを繰り返しているのかもしれない。
そしていつも満たされないのだ。