”多様性”という言葉、昔から好きな言葉で
多様性という言葉を聞くだけでなぜかいつも敏感に反応してしまう。
ふと思ったのだが、言葉自体というよりも、それは私の中で
その奥にもっと深い根っこと繋がっている言葉のような気がしてきた。
子供の頃から、野生動物の絵本やテレビ番組、大人になってからは写真集、
ケニアに行って、実際に目の前に見るさまざまな得意分野をもって
さまざまに生きている動物たち、それを支えているさまざまな植物たち、
その時代その時代に地球上のあらゆる場所で、
さまざまな生き方をしている人々を想う時、
訳もなくぐっと涙があふれて止まらなくなってしまうような自分がある。
気がつけば家に飾ってあるお気に入りの絵も
人とさまざまな動植物が混在しているような絵で、
私を象徴しているかもと思った。
”多様性”とは、たったひとことで便利に使っている言葉だけれども
一体私にとって何なのだろうか?