キャンベルの言葉、一つ一つが心にしみる。

たった、神話の力1 の冒頭(↓)でさえ、ぐっときて涙ぐんでしまう。
なにが私の心をここまで揺さぶるのだろうか。


”我々はもはや独力で冒険に挑む必要はない。

古今の英雄が道を開いてくれている。

迷宮は知りつくされている。

我々はただ、英雄の跡をたどればいい。

そうすれば、
恐るべき怪物に遭うところで、神に逢う。

人を殺すはずのところで、己の自我を殺す。

外界へ旅するはずのところで、自分の内面に辿り着く。

そして、
孤独になるはずのところで、全世界と一体になる。”



vol2のウパニシャッドの神話も感動であった

2神話の力 ジョーゼフ・キャンベル ビル・モイヤーズ Vol.2神と人間




My memo:
キャンベルのお気に入りの話 その1:

アメリカ人が、日本の神道の神官に
”私たちにはあなた方の思想や教義が理解できない”

といったところ

日本の神道の神官はしばらく考えて、
”私たちには思想も教義もないと思います”と答えた。
”私たちは舞を舞うだけです” と。

(キャンベルも神話についてそう言いたかったのかもしれません 彼にとって神話とは時代を超えて引き継がれてきた”音楽”なのです byモイヤーズ)