世間では、今回の色々な出来事で日中間の経済的損失が騒がれている。


この経済損失って、、


まず、経済ってなんだろうと思う。

色々な表現があるけれど、

おおざっぱにひとつのくくりで表現すると

ひとつには経済は数字で評価されているものだと気づく。

例:GDPなど 


でも、その(数字での)評価って、、、


これ、これほどあいまいなものはないと思う。

勿論、統計学にもとずいた数字だからある程度指標になるものだよ、

という声もあるでしょうが、そういったことをここで言っているわけではない。


例えば、魚市場で売られている

目の色が新鮮なお魚だったらまだ評価は確かだけど、

特に株式市場で売買されている株など、

さらにデリバティブなどはその典型で、

はっきりいって虚構だと思っている。

現金だって所詮紙きれになりうる虚構なはず。 


要するに損か得かは本当は数字では評価できないし、

虚構なのだ。


でもこの世の中ってその数字にばかり振り回されている。

経済的効果○○円とか、、

確かにお金を多く持てる、ということは

今の現状では多くのパワーを手にできるのでしょうが、

やはりそれすら虚構だと思う。


ところで、以上で現金だって所詮紙きれになりうる虚構なはず、、

と書いたが、


アメリカの一部で金本位制再来の話が持ちあがっているということを知った。


それを知って実現するにせよ、しないにせよ、

アメリカだけでなく、世界経済は相当に追い詰められているんだなと実感する。


もう、もとにはもうもどれない、

何か新しい方向に向かっていくのだろうなと思う。


またまた、話がねじれ飛ぶが、

ずっと以前、河名さんという、

もう10年以上前から自然農法をやっていらっしゃる方の

講演”野菜の裏側”のお話の中で、

農業について(農薬のお話や、はやりのサプリの危険性について)

”効果効能を追うことが、一番自分の健康から遠ざかってしまっている。(

効果効能という作用が働き、その反作用が起きる。”


というお話が凄く印象に残っていて、

個人レベルの健康だけでなく、地球環境、他全てにおいて、

経済も勿論例外ではないと、その頃すでに思った記憶を思い出しました。