「ようこそ、ちきゅう食堂へ」 | ゆみろんののんびり日記

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手作りが好きです。料理、お菓子、お弁当・・・
手芸もします。お披露目できるかしら・・・
食べ歩き、雑貨屋さんめぐり・・・
いろんな事を少しずつ書いていこうとおもいます

こんにちは、ゆみろんですSAYUニコ2   いかがお過ごしですか?

が多いですね、少しずつ春になってゆく予感かな・・・


さて、先日こんな本を読みました。

小川 糸さんの「ようこそ、ちきゅう食堂へ」

おいしいごはんはすべて「料理の神様」の贈り物
「いただきます」 「おいしい」 「ごちそうさま」。
 
日本のあちこちに「料理の神様」の愛弟子に会いに
作者が出かけるのです。

そうこの作者は「食堂かたつむり」の原作者。
最初に出てくるのは、この食堂のモデルにも「なったのかな?
石垣島の「ペンギン食堂」

石垣島の海の恵み、山の恵みをぞんぶんに味わう暮らし
都会の喧騒を忘れ、自然と向き合う生活って
なんて素敵でしょう

「栃木県足利市のココ・ファーム・ワイナリー」
美しい葡萄の葉っぱ、春先に「芽かき」という作業で切り落とされた新芽
をてんぷらにして食べられるんだそうです!
かすかにほろ苦く、酸味もある絶妙の味だとか・・・・。

「埼玉県秩父郡長瀞の阿佐美冷蔵」
なんと120年も天然氷を作っている蔵元です。
17年前に家業を継いだ哲夫さんですが、先代の頃は-12やー10度
のような極寒の朝が一冬に20日間ほどあり2年に一度は
12月中でも結氷し、一冬で2回採氷できたそうですが
哲夫さんの代ではー10度を下回ったのは17年間にたった3日間しか
なくて、一冬に1回の採氷が限界になっているそうです。

この温暖化 大丈夫でしょうか? 
自然と人との共同作業で生まれる天然氷がなくなりませんように。
阿佐美冷蔵では天然氷にふさわしい天然素材のシロップも
開発されているそうです。 わあ~カキ氷美味しいでしょうね。

滋賀県米原市のレストラン「ベルソー」
かつて旅館だった建物で一日一組だけの贅沢なレストラン

奈良には静かな住宅街に一人静かにお菓子を作る
職人さんがいらっしゃいます。
「デルベア」のバウムクーヘンはオーブンも手作りというこだわりよう。
ドイツではバウムクーヘンに関する法律があり、バターを使い
正しい製法で作られたものだけが「バウムクーヘン」として認められる
んだそうですね。

滋賀県大津市の「月心寺」
日本一の精進料理を作る名手としてNHKの朝ドラ「ほんまもん」の
モデルにもなった大正生まれの庵主様。
ドラマでも「胡麻豆腐」が出てきました。
事故で不自由な体になられてもこの「胡麻豆腐」だけは自分で作られる
そうです。

ほかにも青森のりんご農家のご夫婦やモンゴルの遊牧民の家族も
出てきます。

実際に「料理の神様」に会った作者の糸さんは
「人生変わる」くらいの感動を何度もされていらっしゃるでしょうね。

この本を読んだ私は、ほっこり幸せ気分。
毎日 あわただしい時間を過ごしているけれど
スローライフ、スローフード・・・を時々は実践したいと思います。

「生きることは食べること、食べることは生きること」
ということ、ついつい忘れてしまいがちです。

「食べること」に手を抜かないでいたいと改めて思いました。


そして、今読み始めたのは
大好きな作家「宮本 輝」さんの「にぎやかな天地」です。

主人公が「日本の発酵食品」がテーマの本を依頼され
おそらく日本の各地に取材に行き、さまざまな出会いがあり
人間模様などが織り込まれているのでしょうか?

ブームの塩麹はおそらく出てこないと思いますが

糠漬け、納豆、くさや、熟鮓、酒、味噌、醤油・・・
鰹節までが発酵食品だとは知りませんでした。

今、上巻の5分の2あたり。
いよいよ 取材に出かけます。
和歌山県新宮市に求めるのは「サンマの熟鮓」。

どんな発見があるでしょうか?
主人公と一緒に私も楽しみにしています。

宮本氏の本で食べ物テーマとは珍しいかな・・・?

どんどん続きが気になって、一気に読みたい気持ちを
セーブしつつ、楽しんで読み進めていきたいです。

     今日も読んで頂き、ありがとうございますペコリ
    
     さあ、週末が近づきました。
     しかも、うれしい3連休ですね。
   
     明日も笑顔いっぱいのいい日でありますようにハート
    
   
     
 
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