ガラスの光に さくらの花が輝く
日も暮れる夕がたの時間
足早に駅に向かう途中
どこからか とても澄んだ女性の歌声が響いている
どこで歌っているのかと
周りを見回すと
数人の人が
路上で歌っている
彼女の歌を聴いていた
私も思わず 引き返し暫く聴いていた
彼女の澄んだ歌声を
風が遠くまで運び
だんだん人が増えてきた
なんだか 胸が熱くなり
込み上げるものがあった
なんだろう
そうそう
今 私は
どうしたら自分を素直に表現できるか
思っていた最中
彼女の姿を見て
ただ 好きな歌を
みんなに届けて聴いてもらいたい
そして 共感してくれたひとに
ライブに来てもらいたい
ただ それだけかもって思った
自分を表現するって
何も 難しい事では
ないかもしれない
彼女の姿は
私のストライクゾーンに直球でした