耐震性のチェック方法
中国でおおきな地震がありました。日本も地震国であり、また阪神淡路大震災を体験した私としては、全く他人事ではありません。
さて、建物の耐震性のチェック方法はどんな方法があるでしょうか。私は思いつくものを揚げてみました。
①築年数でチェック
建物を建築の際、建築確認(予定建築物の概要が記載されていて、建築前に建築主事のチェックをうける)というものが必要ですが、昭和56年6月1日以後の建築確認については耐震性については現行の建築基準法に基づいています。つまし昭和56年5月31日以前の建築確認は以前の耐震基準で建てられているので、耐震性については甘い基準で建てられている可能性があります。築年数については昭和56年5月31日という日付がキーポイントです。
②設計図書でチェック
建物を建築する際に、建築士が設計図書というものを作成します。耐震性ということで一番重要な情報は敷地の地盤の強度や質(粘土層など)の調査結果が記載されています。あと鉄筋コンクリートならコンクリートの厚さとか、基礎の杭の深さ、3階建て以上の建物なら構造計算(建物のバランスを調べるものです)など色々記載されています。建物のカルテみたいなものです。
③実際に建物をX線など、透視するような方法で調べる。
私も専門でないのでどのような方法があるかあまり詳しくないのですが、一番確実な方法です。
③が一番確実な方法と記載したのは①②は建物を建てる前の書類だからです。実際にそのとおり建っているかどうかは③でないと分かりません。何年か前の姉歯建築士の偽装問題も建築確認のとおりに建てられていなかったことが問題となっていましたから。また②の設計図書は私も仕事で見たことは何回もあるのですが、あれはなかなか一般の方は見てもわからないと思います。また、買主からの依頼で分譲マンションの設計図書の閲覧は何度も管理会社や管理人に依頼していますが、マンションの管理会社や管理人が「見せてください」といっても嫌な顔をされます。もしくは「利害関係者でないと見せられません」など言われ、なかなか見せていただけません。
③のX線の調査は建物の規模によりますが、10階建てくらいのマンションで60万円~80万円くらいと聞いたことがあります。この金額が正しいかどうかは全く自信がありませんが、とにかくお金がかかるのが難点です。
自分の住んでいるお家の耐震性は誰もが気になることとおもいます。行政で調査費の一部負担とかはなんとかならないものでしょうか。鳩山さん、前原さん。