☆妄想ストーリーです。
リアルではありません。
Dの街のお話しです。
レッスンにはたくさんの少年たちが。
ぼくは変に有名人だから
あちこちからコソコソ言われた。
「アキラくん、はじめまして。」
にこやかに挨拶してくれた男の子。
「はじめまして。」
「ぼくも入ったばかり。」
その子は Lって呼ばれていた。
ダンスレッスンは楽しかったが、
バク転が出来なくて。
バク転出来ないやつらは
別部屋で特訓だと先生?が言う。
Lくんもいて、少しホッとしてしまった。
別部屋でだんだん出来る人が出てきて。
それでも、ぼくは怖くて出来なくて。
最後まで出来ない子たちは6人いた。
ジャニーさんがニコニコしながら
見ていて。Sも隣に並んで見ていた。
ぼくはSに小さく手を振った。
ジャニーさんが嬉しそうに
大きく手を振って歩いてきた。
「ヤァ、よく来たね。
レッスンどう?楽しい?」
「ダンスは楽しいです。
でもバク転怖いです。」
「ぼくはね。少年たちが
がむしゃらに
がんばる姿が大好きなんだよ。
若さと煌めき。
その年齢にしかない輝き。
諦めない心。
次こそという頑張り。
だからここを作ったよ。」
がむしゃらにがんばる。
ぼくはつい出来ないのは
しょうがないと
まだ教わったばかりだしと
自分を甘やかして。
プールもバク転も怖いから
出来ないんだって、
まだ何もやってないのに
諦めて。
情けなかった。
ジャニーさんは
また、来てねと笑顔で言ってくれた
のに。ぼくは、はいと言えなかった。
帰り道もトボトボ帰った。