わが家では、2022年の2月から、
高三のむすこと、小6のむすめが、
ジュニアNISAを利用して投資をはじめました。
現在、1年と4ヶ月。
最近の株価高騰で、2人とも含み益最高額更新中です♪
つみたてNISAと同じように、
ジュニアNISAでも投資信託のみを購入して運用している方が多いかもしれませんが、
わが家では、ジュニアNISAの上限、年80万円の半分以上を、
国内個別株式で運用しています。
その理由はたくさんありますが、
いちばんの大きな理由は、
わたし、
投資、してる〜✨♪
という実感が、
本人たちに湧きやすいから、です。
冗談みたいですが、ほんとです。
安定して増やすことよりも、
子どもたちの学び、経験、こころを動かすことを優先したから。
証券口座開設や、ジュニアNISA口座の開設後の、実際の流れはこんな感じです。
●子どもたちに、国内株式投資をしてもらいたい旨をお願いする。
あくまでも、お願いベースです。
原資は親が贈与したお金だけど、子どもたちの時間を割いてもらうので。
オッケーをいただいたら、
●子どもたちの身近にあって、株主優待があり、配当が3%以上のある会社を5.6社わたしがリストアップ。
●リストにある会社から、子どもたちが自分が興味のある会社数社について会社調べをする。
項目は、
その会社はどんなことで儲けているのか、
今の一株の株価はいくらか、
株主優待はなにか、
配当は何回、いくら貰えるか、
いつ保有していたら配当、株主優待がもらえるのか、などなど。
本来はもっと勉強すべきでしょうが、とっつきにくい、決算書から拾うべき数値の説明は省きました。
株価はチャート📈というものがあることだけ教えて、あとは本人たちに任せました。
●どの会社をいくらで買いたいか決定。
紙に書いて、わたしに入力を依頼。
●約定
なかなか約定しない場合は、金額を見直すか、購入を断念するか決める。
購入後は、
売却を前提としていないので、
●毎週、金曜日に現在の株価や、含み損益を伝えて、関連していそうな気になったニュースについても話をする。
高三のむすこにも、小6のむすめにも、同じように情報提供しました。
●本人名義で届く文書の開封も内容の確認も、すべて本人にしてもらう。
届く郵便物は、
株主総会のお知らせ(議決権行使)
配当金受取通知
株主優待のお知らせ などなどです。
投資信託と違って、国内個別株式を保有していると、さまざまな郵便物が届きます。
配当金は、ジュニアNISAの口座に入ったまま、まだ引き出せないので、専らの興味は、株主優待ですね♪
●届いた株主優待を活用する。
こんな風に、1年間が過ぎていきました。
今年もほぼ、この繰り返しです。
もちろん、
そのほかの理由も、
実はたくさんあります✨
1️⃣資産の分散
家庭の資産を、早めに子どもたちに平等に分配しておくことができます。
特に来年度のむすこの進学について、お金の面についても話し合える関係性ができました。
わが家の教育費の方針は、自宅から通う私立文系の4年間の学費相当とその間の生活費は、親が貯めてる預貯金から出す。でもそれ以外(一人暮らし、理系進学、浪人、留年などでかかる費用)は自分で出すこと。
その場合は、奨学金でもいいし、バイトで稼ぐ、そしてこのジュニアNISAを売却してもOKとしました。
本人固有の財産を持たせることで、今年18歳になるむすこには、将来の進路への制限と自由さを体感させることができたかなぁと思いますが、どうかな。
むすめは、全くピンときてないようですが。
2️⃣名義の分散
たいていの株主優待は、わたしが1人で100株持っていても200株持っていてももらえる株主優待は同じところが多いです。
子どもたちが100ずつ保有することで、株主優待はそれぞれもらえます✨
ヤマダ電気は、この理由から全員保有しています。
3️⃣節税対策
2022年から、わたしは、一般NISAからつみたてNISAに変更しました。
そのため、国内個別株式は非課税で売買できなくなり、特定口座ですべて取引しています。
源泉徴収あり口座なので、引かれた税金はできるだけ、毎年確定申告をして、税の還付を受けているのですが、その利益は所得税の基礎控除を超えてしまいつつあり、
さらに年々、配当金と売却益が大きくなってきており、うまくすれば、あと数年で所得税上だけでなく、社会保険上の扶養を超えてしまう恐れも出てきました。
そのため、ここ数年の利益分は、子どもたちに贈与して投資資金を分散し、ジュニアNISAで運用してもらい、わたしの利益を抑えていくことにしました。
来年からは新NISAをうまく活用していきたい!
4️⃣投資に対する感情の変化を早めに体験させたかった。
投資信託の価格の変化よりも、株式投資の方が、わかりやすく波乱が大きくなることがあり、メンタルに影響することもあり得ます。
ふたりともHSCで、ひといちばい敏感なわが家の子どもたち。投資に対してどんなふうに感情が動くのか、親が見守れるうちに、経験してほしいなと思いました。
下がってしまった時の落ち込みや、上がった時のうれしさを家族で共有し、言葉にすることで、自分の気持ちの動きを感じることができているかなと思います。
以上の4点、そのほかの理由です。
なかなか一歩目が踏み出しにくい、
株式投資や投資信託の購入。
とりあえず、こどもたちは、一歩。
いや、さらにもう一歩くらいはすすめたのかな。