みつばち!! | オーストラリアの田舎でゆっくりハンドメイドライフ。お菓子作りに石鹸、羊毛フェルトの染色と製作、さてお次は?

オーストラリアの田舎でゆっくりハンドメイドライフ。お菓子作りに石鹸、羊毛フェルトの染色と製作、さてお次は?

子供を山のシュタイナー学校に通わせて、なんとなく始めた手作りする生活。東京にフェルト教室を開くにあたり、こちらでのクラフト仲間や自然に囲まれた生活、ナチュラルグッズを紹介していきます。。
フェルティングって何?HPをご覧ください。http://yheartfelting.com

春も終盤。

暖かくなりました。


ミツバチ達もフル回転です。

夕方時などは、巣の入り口周辺は大渋滞の大騒ぎ


これだけのミツバチ達、ちゃんと家に入れるのかしら・・・

などど、いつも心配するのですが、日が沈む前には皆、帰宅完了。

シーンと静まり返っています。


みつばち。知れば知るほど、大変な生き物。


その昔にアインシュタインが、「ミツバチがこの地球上から全滅するようなことがあれば、人類は4年で滅びる。」と予言したのだそうです。


実際にそうなるのかは、私には考えられませんが、確かに、ミツバチは生態系の根源なのかもしれません。



少し前になりますが、息子の学校でフェスティバルがありました。


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メインテーマは中世。


大人も子供も、おもいおもいの中世の人達に扮して、その時代にトリップして楽しもう!ということだったのですが。


どうも、息子の現在の感性にはマッチしなかったようで、いつもと変わらぬ装い。


彼のとっては、プログラムで見つけた、「養蜂のレクチャー」!!で頭が一杯。

なんというナイスタイミングでの講習会でしょ!


地味なプログラムのためか、学校内の片隅で1時間だけ。


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講師は近所の養蜂家で、生徒のお父さん。


自分で作ったスペシャル巣箱を見せてくれました。

写真右端の三角屋根の木の家です。


フレームの上にオーガニックの藁を敷いた、もう1つの段。

余計な湿気を取って、巣の中の温度を安定させる為だそうです。


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ミツバチがハッピーに働ける環境を手助けする為のお家だそうです。


さすがに、シュタイナー学校でのレクチャーらしく、「シュタイナー思考における養蜂とは」という内容でもありました。


私はというとシュタイナーの本はあまりにも難解で、ホント、勉強不足であります。


シュタイナーはミツバチを、「まるごと愛のコロニー」と言及したそうです。

蜂たちはただひたすら、自分の愛するコロニーを守るためにだけ働き続ける、それも喜んで。

そして、植物の生殖器官である、蜜を集めては巣に持ち帰るのです。


ふ~ん、こんな愛に満ち溢れたコロニーから、私達はハニーを頂くのですか。

そして、1さじのハニーは1匹の蜂が一生かけて集める量にも満たないのだそうです。


 

やっぱり、ミツバチ、まだまだ奥が深いです・・・




最近、ミツバチと関わるようになって、思い出した言葉があります。


there are 2 things we should give our children; ONE IS ROOTS AND OTHER IS WINGS.


ミツバチはこの2つをしっかりと、持っているような気がしました。


ほんと、トホホな母親でも、ルーツと本当の意味での自由になれる為の羽、与えてあげなくちゃ。