司法書士に依頼していた

不動産の相続登記が完了しました。

折しも今月から義務化されましたね。



莫大な遺産があるならともかく

我が家のような一般庶民家庭だと

全てを配偶者が相続するのが

一番簡単でよくある形だと思いますが


考えに考えて

不動産は息子に相続させることにしました。

私は変わらずここに一人で住み続けますけど。


今回私が相続したとしたら

私が死んだ時はまた相続手続きが必要だけど

それももうしなくてもいいしね。


これを決めた一番の理由は

私が夫のように突然倒れて

あるいは認知症とかで

まともな判断ができなくなって

しかも長く病院や施設に入ったりして

もう家に帰れないとなったら

さっさと売るなり貸すなり

自分で住んで今の家賃を

浮かすなりしてもらって

子ども達に金銭的な負担をかけないためです。


夫と私はそれぞれの親に

かなりの援助をして正直大変だったので

子ども達には少なくとも金銭的な迷惑だけは

かけたくないね、と常々話していました。


私名義にすると、もし私が正常な判断が

できなくなってからだと私が死ぬまで

売却も何もできなくなりますから。


とにかく最悪の場合を想定しました。



不動産を息子名義にすることで

私にとってのリスクは

万が一息子が勝手に売り払ってしまったら

住む家がなくなることですかね〜。


そのリスクに対しての

任意後見や家族信託や

配偶者居住権の設定も調べてみました。


でも、無駄に費用がかかったり面倒だったり

私が生きている間は結局売却とかが

できないなどでどれも却下。


息子にとってのデメリットは

息子に固定資産税の支払い義務が

発生することですが

土地も家も極狭で、築年数も相当な我が家

毎年の税額なんて微々たるものです。


「家賃代わりに私が払ってもいいし」

息子にそう言ったら

「別にそんなのいらないよー」

とのこと。


そういうわけで私は

息子の持ち家にタダで住まわせてもらっている

おひとり様となりました笑い泣き


これで夫の相続手続きは

金融機関の手続きを残すのみとなりました。


ゴールまであとちょっと。

頑張りまっす!!