「シンブルサ」、「ストライク・ラブ」の蹉跌を踏むか
 2010.3.14(Sun) 노컷뉴스


100億ウォン規模のドラマ「神と呼ばれた男」(脚本イ・ホング 演出イ・ヒョンソン、以下「シンブルサ」)が、視聴者の苛酷な非難に苦しめられている。

故パク・ポンソンの原作をドラマ化したこの作品は、100億ウォンという製作費とソン・イルグク、ハン・チェヨン、ハン・ゴウン、キム・ミンジョンなどの超豪華出演陣で、2010年上半期最高期待作の一つに挙げられてきた。特に2年余りの間、ただこの作品のために準備してきたという主人公ソン・イルグクの体脂肪2%台の身体が公開され、視聴者の期待は最高潮に達した。

しかし、あまりにも期待が大きかったせいであろうか。 実際にふたを開けた「シンブルサ」は、とてつもなくリアリティーを失った展開で、原作マンガの面白味を半減させたという酷評を受けなければならなかった。

ドラマは、主人公チェ・ガンタが如何にして神と呼ばれる境地に至ったのか、彼のアジトはどのように構成され、彼と共に働く人物達は、なぜチェ・ガンタに忠誠を捧げるのかを説得力を持って説明できないまま、ただ平面的な展開に止まっている。

その上、爆破シーンなどのCG処理は、「アイリス」等の名作ブロックバスタードラマを通じて、一層高まった視聴者の水準を満足させ難いという評価である。

そのためにヒロインのハン・チェヨン、ハン・ゴウン、ユ・イニョンのまぶしいビキニ姿とハワイ ロケーションの見事な風景、ランボルギーニなどの小道具に使われた高級スポーツカーも、行き場を失ったストーリー上でのあがきに感じられると言われている。

視聴率も大きく落ちた。13日に放送された「シンブルサ」の3回は、視聴率13.3%(AGBニールセンメディア リサーチ首都圏基準、以下同一)を記録した。

初回16.7%の視聴率に比べ、3.4%下落した数値である。 反面、同じ時間帯に放送したSBS「隣の家の仇」の初回は、17.0%で同時間帯1位を占めた。

既に放送前から「ドラマ的なリアリティーより独自のアクションヒーローを創り上げる」と強調していた「シンブルサ」のこのような行程は、昨年放送された「ストライク・ラブ」(※)を思い出させる。

イ・ヒョンセの原作マンガをドラマ化した「ストライク・ラブ」は、序盤の大きな期待にも関わらず、時代錯誤でリアリティーの無い展開により、製作会社が準備した20部全てを放送できずに16部で放映終了しなければならなかった。

もちろん、「シンブルサ」は、まだ3回が放送されたのみなので、「ストライク・ラブ」の二の舞を演じるとは断定出来ない。

だが、多くの放送関係者が、「シンブルサ」が引き続きこのような展開を見せた場合、「ストライク・ラブ」と同じ結果をもたらすと見ている。

ある放送関係者は、「マンガ原作のドラマは、原作を脚色する時に、今の時代にマッチしたドラマ的文法を使わなければならないのだが、一部の作品は、原作特有の漫画的文法をそのまま抜き出して、TV視聴者との隔たりを生み出している」と指摘した。

ネチズンの非難が激しくなると製作陣は、14日午前、突然に報道資料を通じて「これまでの劇中、神に次ぐ能力を備えた主人公チェ・ガンタをドラマで再現していく上で、多少、荒唐無稽でマンガ的な展開にしたが、これから登場人物の緊張関係が明確になり、ただの見せ場が多いドラマ以上に面白いドラマとなるだろう。」と弁明した。

果たして、「シンブルサ」が製作費と出演陣の名声に見合った行程を見せるか、見届けなければならない。


※ (注) ストライク・ラブ (原題 2009外人球団) 
      ユン・テウン、キム・ミンジョン(女優)主演のMBC週末特別企画ドラマ。