イメージ 1


キム・ミンジョンとの作業      


アルバムのジャケットに載せられた写真は、私達の苦労をまるで反映しないものとなってしまった。

キム・ミンジョン一行、写真作家チョ・ソニ一行、そして私達の一行は、ラスベガスに向かう道の風力発電機が立つ砂漠での撮影許可と、パームスプリングの天然温泉地での撮影許可はもちろんのこと、撮影保険など万全の準備を期して撮影旅行に発った。

ところが予期せぬ気まぐれな天気のせいで、私たちは、”やむを得ず”毎日皆で温泉につかり、雨の中の温水スイミングを楽しみ、ホテルの主人に隠れてこっそりと部屋でラーメンを作って食べて、天気の悪さの”せい”と言いながら日々を費やして手ぶらでロスに戻ることになったのだ。

今回は運が無かったのだろうか、天気は一向に良くならなかったし、野外撮影ができなくなった時点で、せっかく海外撮影に来た面々に心残りがないように、”アメリカの臭い”がする画を提供する思案で私は頭が痛かった。
結論は、ハリウッドの趣きのある小劇場を貸し切って撮影することに!

あれこれ、かなり気苦労をしたのに、結局は韓国に帰って再びスタジオ撮影をしたという後日談に心苦しく申し訳なかったプロダクションだった。

キム・ミンジョンの飽くことのないひたすらな食の好みのおかげで、私は初めてカムジャタンという食べ物を食べてみることになり、その上これを毎晩食べるようになった。本当に、私たちは毎晩カムジャタンと焼酎で親密感を深めていった。


정인영 (プロデュサー/アートディレクター)