前回の記事では、

成績を上げる目標の立て方

についてお伝えしました。



今回は、

目標を達成するための計画の立て方

についてお伝えします。



ポイントは以下の3つです。


1.ゴールから逆算する

2.ステップに分ける

3.予備日を設定する


以下、一つずつ見ていきましょう。




1.ゴールから逆算する


目標を立てたら、

それを実現するには何をすればいいのか

を考えます。


ここで大事なのは、

現状と目標とのギャップを埋めること

です。


現状と目標とのギャップを埋めるには、大きくわけて


苦手を克服する

得意を伸ばす

ミスをしない


の三種類があります。


自分の実力がどの程度なのか、

勉強に使える時間がどのくらいあるのか

にも依りますが、ざっくり言うと


苦手で点数がほとんど取れない苦手克服

得意でほぼ常に高得点を取れるミスをしない

中間苦手克服&得意を伸ばす


という感じのプランを立てます。


次に

①どの参考書・問題集を使うのか

②どのレベルまで定着させるのか

を決めます。


例えば、

・苦手克服のために、問題集の基礎レベルの問題を3回連続答えを見ずに正答する。


・得意を伸ばすために、問題集の発展レベルの問題を答えを見ずに解けるまで繰り返す。


というように、

どの教材にどのくらい取り組むのかを

具体的に決めます。


以上のように、

現状と目標とのギャップを把握し、

それを埋めるための手段を明確化する

ことがポイントです。



2.ステップに分ける


目標を達成するための手段を決めたら、

それをいつどのくらいやるのか

という、いくつかのステップに分けます。


例えば、

「苦手克服のために

問題集の基礎レベルの問題を

3回連続答えを見ずに正答する」

という手段を決めたら、


テスト2週間前-1週間前

1周解いて間違えた問題を解けるよう復習する

テスト1週間前-5日前2周目

テスト5日前-3日前: 3周目

テスト3日前-当日: 調整


というように、いつまでに何をするのかを決めます。


これは具体的であればあるほど良いです。


このステップに分ける中での注意点が、次に説明する、予備日を設定することです。



3.予備日を設定する


計画で最も怖いのは「計画倒れ」です。


✔思っていたより苦手克服に手間取った

✔ついつい勉強をサボってしまった


など、

計画通りに進まない可能性は十分有り得ます

(むしろ計画通りに進まないことの方が私は多かったです💧)。


なので、

計画通りに進まないというトラブルに対応する「予備日」をあらかじめ計画に入れておきます。


スケジュールの中間あたりに「予備日」を設定し、前半の進捗に応じて、


取り組めなかった分を取り返したり、

苦手克服に集中したり、

計画そのものを修正したりします。


この「予備日」は、

計画通りにいかなかったから

今回のテストはもういいや

という諦め防止にもなります。


ギリギリの計画を立てるのではなく、

途中で調整可能な、ある程度余裕をもった計画を立てるのが大切です。




以上のように、


1.ゴールから逆算する

2.ステップに分ける

3.予備日を設定する


3つのポイントを押さえることで、

目標を達成するための計画

を立てることができます。


特に覚えておいてほしいのは

手段はなるべく具体化させる

こと。


目的地への案内が丁寧であればあるほど、目的地にたどり着く可能性は高くなりますよね?


目標を達成するための手段を明確化し、

着実に一つ一つ取り組んでいく

ことが地道ながらも着実な目標達成の秘訣です。