約10ヶ月ぶりのブログ。 

ちょっと色々あったので、立ち止まったみた。  

この色々はまた後々書いてみよう。 

さて、前回はシンガポールのお話だったから、今日はその続きから。 


アトランタの大学を卒業しシンガポールで就職した彼。


彼がシンガポールにいたのは、約8ヶ月。 


その間、私は3度遊びに行った。 


2回目の訪問では、空港で待ち合わせ後にフェリー乗り場に向かい、とある島へ。 


その名も「ビンタン島」 


シンガポールの港から1時間フェリーに乗ればリゾートアイランドが広がっている。


そしてこの島はインドネシア領なのだ。 


この大自然と圧倒されるほど長く続く白い砂浜にどこまでも透き通る海。 


今、見渡しても彼以外は誰も知らない。 


この時間が永遠に続けば良いのに。。と思いながら深く息を吸ってみる。   


海で泳ぎバリ風のヴィラタイプのホテルでくつろいだ。 

生暖かい風と静寂。 

気付くと隣で寝息が聞こえる。  

この寝息は会えた時にしか聞けない。 

だから、しばらく寝顔と寝息の観察をして楽しんでいた。


ゆったりとした時間が流れ夕方に近づく頃、私たちは水上レストランで食事をした。 

太陽が少しずつ沈む中、テーブルのキャンドルがゆらゆら煌めき始める。  


「あのね。仕事を辞めようと思っている」と彼が静かに言った。 


聞けば、シンガポール空港の飛行機のエンジニアとして入社したものの仕事に対して満足出来ないとの事。


その要因の一つとして、アトランタにいた時に繋がっている友人と共同出資で、立ち上げていきたい仕事があると。


当時入社5年目で仕事のコントロールが自由に出来るようになった私。  


ここまでの道のりは相当な努力の賜物だ!と思って来た私は彼が入社8ヶ月で退社するのは、仕事が続かない性格と言うレッテルを貼られてしまうと反論した。 


でも彼は、アメリカ社会ではより良い環境、自分のステップアップの為に短期間で職を変えるのは何にも不思議な事じゃない!と言う。 


見切りの時期を見て、彼の故郷、香港で仕事をするとの事。 

たった8ヶ月で何がわかるんだ?と私は腑におちなかった。 


きっとこの気持ちは顔に出ていたと思う。 


このロケーションや雰囲気の良いレストランで選んだ食事が本当に思い出せない。  


そして、モヤモヤした気持ちは次の日まで引きずった。  


次の日は、マングローブクルーズ観光をした。 
 

手付かずの自然の中、ゆっくりと野生動物を見る。 


マングローブを進む途中、分かれ道があった。 


ぐんぐん進む船。 
 

彼も一緒にぐんぐん進んで行ってしまうように見えた。 


私は追いついていけず、残されたような感覚に。 


私達の進むべき道は同じ方向なのか。 


クルーズはうわの空だった。 




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