母の歩み寄り

私の職業＝鍼灸師

私の母は、私が鍼灸師を志した当初から…
それが気にいらず…
（母だけではなく、より頑固な父親も…もちろん大反対）

今更何するの…
食べていけないわよ…
……

などなど…
実際には
罵倒に近い野次を飛ばし続けて…
今に至っているわけなのですが。

両親の鍼灸師に対する印象は、かなり悪く…

実際志したものの、職業として成り立たず夢半ばで挫折した人達を見ていたり…今まで自分たちが通院した鍼灸整骨院での鍼灸師の立場を見て感じるものがあったり…

それはそれは、
ものすごくマイナスイメージを持っています…

そのおかげで
私は、より強く鍼灸師として生きていけるっ

そう

踏まれても踏まれても、より大地に根を張って強く生きる雑草化したわけです
踏まれてもともと！の雑草の生命力が私に備わったわけです



そんな母が…
「私も、ちょっと、鍼灸してもらおかな～」

さり気なくを装い…歩み寄ってきました


ちょっとって何よ～(笑)
声のトーンも猫なで声やし～(笑)

私の心境は、複雑ではありますが…


こちらもさり気なくを装い…
「やってみる～？」
ってわけで

初めて、母に鍼灸を


母の歩み寄りが
とっても嬉しい出来事でした