7年前に瑞穂さんのカウンセリングによって取り出された、ガチガチに凍った私の30数年物の大きな罪悪感。
苦しいから手放したいと言いながら、手放したくない、手放したら私が私でなくなるくらい私のアイデンティティともいえるものでした。
私はいま専業主婦なのですが、前はそのことで毎日自分を責めて罪悪感を巨大にするエサにしていました。
「周りはみんな家事育児をちゃんとしてその上パートだったり正社員で働いている人もいるのに、私は働いてもいないくせに家事育児をまともにできもしないクズ」
「働きたくても家の中のこともまともにできない私が社会の役に立てるはずがない」
「そうやって自分責めしてるひまがあったらとっととやることやればいいのにやらないクズ」
毎日毎日当たり前に自分を責めていました。
でも、そこじゃなかった。
どうしてそうなったのか。
「お母さんが私をクズと言ったから」「お母さんがお前なんか産まなきゃよかったと言ったから」「お母さんが私をいつもささいなことでぶん殴ったから」
だから私はこんなにクズで卑屈で人と良い関係が築けない人間になったんだと思っていました。
そしてそんな母親のせいにする自分てほんとクズだなとクズのエンドレス。。。
でも、怖くて直視できなかった30数年物の罪悪感に向き合い、それは怖いものではなかったのかもと気づき、たくさんの人に「えらいね」「優しいね」「字がきれいだね」「素敵だね」とお母さんからもらえなかったものをたくさんもらってきたここ数年。
最初はぜんぜん受け止められませんでしたが、最近はだいぶ受け取れるようになりました。
この時にいただいたコメントがほんとにもう全部優しさでいっぱいで私の宝です。
そして先日、8月の鳥居ミコさんのトークショーで大阪にどうしても行きたいと願い、叶えるために「悪知恵を使って下さい」とミコさんから金言をいただき、いつもの私なら罪悪感が出まくりで結局は諦めて拗ねていじけていたであろう部分をことごとく「悪知恵使っちゃうもんねーヽ( ▼∀▼)ノ」ってやっていって夫にOKをもらい、私が今まで感じていた罪悪感のほとんどはもしかしたら感じなくてもよかったんじゃないかと思い始めました。
大阪行きが決まったのが2週間前。
この2週間、私は今までの私はなんだったのかというくらいアクティブに動いています。
アクティブといっても、朝起きたら洗濯機を回して干し、子供を送って、予定がない日は家事をちょこちょこしたり買い物に行って夕飯の下ごしらえをして、子供を迎えに行って子供とSwitchで一緒にスポーツをしたり夕食を作って終わったら食器を洗って寝る、そういう人によっては当たり前以下のこと。
でも私には当たり前ではありませんでした。
↑のことをこなすのに、ものすごい労力が必要で、洗濯をやっとしたらあと今日は家事はムリとか、子供とゲームしたらお風呂はムリでシャワーで済ますとか、夕食をなんとか作ったら食器洗いまではムリで翌日に持ち越しとか、、エネルギーが枯渇している感じで、当たり前のことが当たり前にできませんでした。
でもこの2週間は、まるで私に新たに命が吹き込まれたかのようにいろいろなことがこなせています。
それはきっと、やっと私が私のことを罪人扱いするのを終えて、やっとひとつ芽生えた望みを勇気を出して叶えたから、私が生き返ったからなんだと思います。