私が作ったご飯を、夫が無言で食べることが多いことにいつもイライラしていた。
「いただきます」と言って夫はテレビで野球を見ながら食べ出す。
今日の鶏のグリルはすごく美味しく出来たから美味しいって言ってくれるかも?…言わないだろうなと夫をキッチンから見張る。(こわ…)
「おっ!」と言うから「このチキンうまい」って言うのかと思ったら「北山いいねー!」と長女と野球談義。
イライラ…。
しまいには「みー、パパに塩取ってきてくれる?」と次女に言う夫。
私のイライラレベル爆上がり。
「味しなかった?」と嫌味っぽく聞く私。
「いや、美味しいよ、美味しいけど塩かけたらもっと美味しいかなと思って」
イライライライラ…。
タイムリーにミコさんの「過去の影響から卒業するQ&Aセミナー」に参加できて、そのことをミコさんに聞くことができた。
「ゆみちゃんはご飯食べるときどうですか」
「鏡だから」
ミコさんの言葉に、いつも食事の時はテレビを見ながらorスマホでニュースを見ながら食べる私の映像が頭に浮かんだ。
「ご飯作っても感謝されない」「私の作ったご飯はどうでもよくてファイターズの試合の方が重要」「夫はファイターズには興味あるけど私には興味なし」「私よりファイターズが大切」「私は価値なし」
どんどん悪い方に考えていじけて「夫は私を軽視する人」と夫を悪者にしていた。
でも、私だった。
今朝は朝ご飯を食べるとき、テレビを消してスマホも裏返した。
もぐもぐ食べながら、テレビつけたい、スマホでニュースをチェックしたい衝動と闘いながら食べた。
食べながら、ご飯が食べられること、誰かがお米やお肉を生産してくれて運んでくれて売ってくれて、それを買えるお金を夫が稼いでくれていることに感謝もせずに日々何かをしながら他のことを考えながら食べ物を口に入れている自分を噛み締めた。
「この人は私をどうでもいいと思ってる!」と夫を見張って「ほらやっぱり!」って、なにをしたかったんだ私は。
昨日の残り物のチキンはやっぱり少し塩気が足りなかった。
私はエネルギーを使う方向性を間違えていた。
セミナーは20時から22時までと、私にとって次女とお風呂に入って寝かせなければならないという時間帯なので難しいなと直前まで悩んでいたけど、長女が次女とお風呂に入ってくれてシャボン玉をしてセミナー中お風呂場から楽しそうな声が聞こえていて、ファイターズも勝って夫もご機嫌で、最高な夜でした。