私は47年前に北海道で生まれてからずーっと北海道に住んでいます。


つい最近まで、雪の結晶が肉眼で見られるってことを知らなかったんです。


顕微鏡とかを通さないと見られないと思っていたんです。


でも今年の1月のある日、次女を学校に迎えに行って、次女が出てくるのを待っている時にふと自分のコートの袖に目をやると、お花のような形が目に留まって、「ふぁっ⁈」みたいな声を出してしましました。


え?うそでしょ?雪の結晶?見れるの?え?

って軽く混乱しました。


それから夢中で、コートに降りかかる雪を凝視していろんな形の雪の結晶を見つけてはうそでしょ?って呟きました。


ここまでの自分を客観視すると、ヤバいやつ…(*'▽'*)


47年間も北海道の冬を過ごしてきて、こんなに素晴らしい自然のアートを見過ごしてきたのか〜って思いました。


今日も吹雪の中、バスを待つ間に雪の結晶ウォッチングをしました。





 

今まで何千?何億?もっと?雪の結晶が私にくっついていたのにずっと見えなかった。

見ようとしなかった。

気づかなかった。

知らなかった。


人の優しさも愛も、あるって知らなくて、見ようとしてなくて、つらい、悲しい、って過ごしてた日々があった。


今は気づいて受け取れる私がいる。